先月になりますが、豊島丘中学の入試説明会に行ってきました。

平日なのにすごい参加者でした。講堂が二階席までびっしり席が埋まってますびっくり

参加者の9割がママさん達で、真剣度がひしひしと伝わってきました。

皆さん一言も聞き漏らすまいとメモを取られていました。まるで国会記者クラブの首相会見のような緊張感が漂います

ゆる〜い系のエデュパパはなにやら場違いの所に来てしまったような気がアセアセ

そんなこんなで、説明会のポイントをまとめると、3点です。

①問題構成、難易度は例年と変わらない。
②複数回受験は優先的に繰り上げ合格にする。
③7割が合格ライン

以下、科目別の傾向と採点基準です。

国語

字数制限は8割以上記入すること
略字はバツ

算数

大問6題
例年通り回答のみ記入
計算、数・図形の規則性、立体図形を問う問題を出題

社会

漢字間違いはバツ
漢字で書くべきところをひらがなだとバツ

理科

途中の計算で四捨五入しないこと
分数のまま計算してから最後に四捨五入すること

併願校についての参考情報

桜蔭 30%
JG    20%

予想はしてましたが、豊島丘受験生の半分は御三家併願ということですね。

全体的な説明会でのメッセージとしては、問題は傾向は変わらないので、過去問をしっかりやっておいてね!ということです。

また学校のHPに3回分の試験問題と解答も掲載しているのとこと。

お土産に過去問で算数の問題と解答用紙の現物を頂きました。

B5サイズの冊子(ホチキス留めなし)になっています。

原寸大の現物は参考になりますね。算数の解答用紙は確かに途中の式を書くスペースなしの解答欄だけでした。

後で過去問パラパラと見てみましたが、難関校ではありますが、問題自体はオーソドックスで対策は比較的立てやすいと判断しました。

第一志望で複数回受験するのであれば、合格率はアップするでしょう。

学校としては地に足がついている素敵な女子校だと思います。

2/1に受験日を設定せず御三家の滑り止めの受け皿として、敢えて弱者の戦略を取って来ました。

それが今では御三家並みの難易度になり、大学合格実績も申し分ないレベルになっています。

最近は御三家を辞退して、豊島丘に入学されるケースもあります。

私はランチェスターのごとく弱者の戦略って結構好きなんですよね。

豊島丘もここまでブランド力がついたのなら、そろそろ王者の戦略を取って入試問題にも反映させても良さそうな気がします。

我が家の場合、親の志望校は共学なので、併願校の日程を考慮すると受験するかどうかは現時点では微妙です。

娘も今のところあまり興味を示していないので、最終的に併願校を決めた段階で対策考えてみます。