今回は大学進学の話です。

中学受験もまだ終わっていないのに、大学進学しかも留学の事をリサーチするなんて気が早いでしょうか?

この時期、取り敢えず過去問?

いや、そんな事はありません。企業経営と同じく準備期間が長ければ長いほど打ち手、子供のキャリアの場合の選択肢は広がるのです。

これからのグローバル社会を生き抜く上で、娘には語学力はもちろん交渉力、多面的な発想力、異文化のメンバーでも発揮できるリーダシップ力などを身につけさせてあげたいと思います。

そうすると、海外の大学への留学も視野に入れておきたいです。

そのためには、キャッシュ💰が必要です。

仮にアメリカの大学に留学させようとしたら、一般家庭で学費を捻出する事は出来るのでしょうか?

結論からズバリ書きます。

答えはまず無理です!

何故か?

それはアメリカの大学の学費がどんどん上がっているからです。

2000年を基準にすると15年で2.5倍になっています。

じゃあ具体的にはいくらかかるのか?

ハーバード大学のような名門私立のアイビーリーグ校で年間700万円くらい(寮費込み)

4年間だと2,800万くらいかかってしまうのです。

アメリカ大学の学費の高騰については、この本にも載っています。


つまり日本だと私立医学部並みの学費が必要になる訳です。

こりゃ富裕層でないと無理だわえーん

ハーバード大みたいな私立大学だから高いんでしょ! 公立大学だったら安いんじゃないかと思う方もいらっしゃるかも知れません。

その通りです。

例えば、ソフトバンクの孫さんが卒業した名門公立大学のUCバークレーだったらどうか?

数々のノーベル賞受賞者も輩出する超名門大で、世界大学ランキングではトップ10の常連校です。

(ちなみにボストンにある渡辺貞夫さん、上原ひろみさんや大江千里さんが留学されたバークレー音楽院は全く別の学校です。)

バークレー大の学費は年間110万円くらい。寮費は年間170万円くらいです。

安くはないけど学費としては日本の私大理系くらいなので、何とかなりそう?

でも現実は甘くないんです。

年110万円という学費が適用されるのはカリフォルニア州内の居住者だけなのです。

日本人が留学生として、I-20で学生ビザを取得する場合は州外者の扱いとなりますので、学費は約3倍の370万円、寮費込みだと年間540万円になります。

公立大学でもアメリカの場合は4年間で2,000万円以上かかるというのが、現実です。

八方塞がりじゃんえーん

結局、富裕層しかアメリカ大学には留学できないわけムキー

厳しいですがこれが現実です。

簡単ではないですが、抜け道があるかもしれません。

特に中学入学から準備すれば何か手はあるはず。

次回に続きます。

(To be continued)