娘は今年受験生で夏期講習がほぼ終わる時期になりましたが、現在小学校3年生のお子さんをお持ちの親御さんはそろそろ新4年生の入塾に向けてリサーチされてる時期ではないでしょうか。

私もその時期は塾や通信教育含めて調べまくってました。

大手塾はもちろんのこと理数系専門塾のエルカミロ、あと娘が1年生から通っていた花まる学習会系列の進学塾のスクールFCなどの説明会や体験授業でどの塾がいいかを徹底リサーチグラサン

大手進学塾はどこも入塾テストがあり、クラス分けがあります。

どこに入塾するにしてもできれば上位クラスからスタートしたいところ。

難関校を目標とする場合は、上位クラスでそのままペースをキープしていくのが勉強の負荷の点でも精神的にも楽です。

4年生のスタート時は下位クラスで6年生で上位クラスにアップする割合は10〜15%弱くらいだと思います。

6年生で最難関クラスに上がるお子さんは娘が通っている塾で1人だけです。(上位クラスから最難関クラスは3名くらい)

200人に1人だけ、つまり確率としては0.5%

噂によるとそのお子さんの場合、親御さんが高学歴かつものすごいスパルタでクラスアップされたらしいです。

ということで、入塾前に問題集を買ってきて自宅でビルドアップするやり方もあるのでしょうが、面倒なのでコスパのいい講座がないか探していました。

私の知る限り最高コスパなのがこの講座です。

新4年生 予習シリーズ準備講座

四谷大塚が開催している3年生向けの講座で国語、算数の2教科の9月から1月までの5ヶ月間、全16回で受講料なんと12,000円(税抜き)です。

教材のプリント込みでこの価格、一回あたり1,000円しません。

あまりに安いので、四谷大塚のスタッフの方に追加で費用が発生しないか念押しで私が聞いたくらいですからびっくり

おそらく四谷大塚は原価度外視で講座開設していると思います。目的はもちろん学力の高い生徒の青田買いです。

この講座が1月で終了したら、そのまま新4年生として本講座に入塾して欲しい訳です。

ただ強制はないので、他の塾に行っても何も言われません。

唯一指定されるのは、講座期間の全統小テストを四谷大塚で受けること。

講座内容はオーソドックスで新4年制に必要となる算数であれば計算、図形、国語であれば漢字、読解力がつくようになってます。

計算だと15 + 27 = □という問題なら簡単に解けますが、入塾テストだと
15 + □ = 42みたいな問題が出題されます。

あと、1 + 3 + 5 + 7 + 9 + 11 + 13 + 15 + 17 + 19 の和を求めなさいみたいな問題です。

時間があれば普通に順番にたしていけば解けますが、コツが分かっている子は並び替えて瞬殺するわけです。

まあ、七田式とかやってるフラッシュ暗算ができるスーパーキッズはその必要も無いんですけどね。

娘の場合は愚直に順番に足し算してましたえーん

こうしたちょっとした慣れの差が上位クラスと下位クラスの分かれ目になります。

小学3年生時点で、本質的な地頭の差ではないです。その慣れの差を埋めるための講座なのです。

ただ上位クラスを狙う場合、四谷大塚の講座に通うだけで自動的にそうなる訳ではありません。

小学生低学年で大切なのは、3点

①計算力
②漢字力
③毎日勉強する習慣

これがベースにないと、上位クラスを狙うのは厳しいです。

公文式をやるのもよし、家庭で計算や漢字ドリルをやるとか、漢検にチャレンジするとか、毎日少しずつでいいのでしっかり基礎力をつけておくことが重要です。

娘の場合、花まる学習会の宿題で計算問題と漢字は毎日やってました。あとベネッセのチャレンジのテキストと添削問題提出は100%できてました。

四谷大塚の講座に通いながら、娘は10月くらいから他塾の毎月公開模試を受けてましたが、上位クラス入塾の判定でした。

ところが新4年生になる直前の1月の公開模試ではなんと数点足りず下位クラスの判定になってしまいましたえーん

塾の室長さんに泣きを入れ、追加で入塾テストを受けさせてもらい、なんとか上位クラスに滑り込みましたてへぺろ

いや〜、あの時は危うかったです。

まあ結果オーライですが

結局、四谷大塚には入塾しませんでした。

理由は最寄り駅になかったので、3年間送り迎えするのは大変という判断です。

校舎も綺麗だし、図書館も充実してるし、娘も行ってもいいと言ってましたが。

四谷大塚は良くも悪くもオーソドックスだと思います。大手塾勢力図としての勢いは同じグループの早アカの方がありますが、こちらは好き嫌いが分かれる塾ですね。

親としては、進学塾選びなかなか迷うところですね。

塾選びとその準備対策のご参考になれば幸いです。