こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
コーチングやカウンセリング、またはセミナーにおいて
その前提として「安心・安全」という言葉が用いられることがあります。
しかし
「安心・安全」は必ずしも必要ではない
というのが、私の考えです。
クライアントによっては
「安心・安全」を必要としている人もいますが
それらがなくても、成長する人は成長していきます。
最終的にクライアントが求めているのは、共感や受容ではなく、人生の変化。
そしてコーチやカウンセラーの役割は
クライアントが社会の中で
自立して生きる力を育むサポートをすること
私はそのように考えています。
一般的にコーチやカウンセラーは
優しく援助してくれる人
というイメージかもしれませんが
やさしさだけで乗り切れるほど人生は甘くありません。
時に厳しい態度をとることができなければ
クライアントを依存させることにもなってしまいます。
クライアントが人生で変化を起こすために必要だと思ったら、
厳しいことを言ったり、突き放したり、叱ることもできる。
必要とされ、活躍しつづけるコーチやカウンセラーにとって
「愛ある厳しさ」を身につけることはとても重要なことだと思います。