こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたか、頓(とん)と見当がつかぬ」
このようにはじまるこの作品は、夏目漱石の「吾輩は猫である」
この作品を教科書で読んだという人も多いことでしょう。
では、なぜ「吾輩」は「人」ではなく「猫」だったのか?
実は、夏目漱石は幼い頃、二度、養子に出されています。
家族に迎え入れられながらも、本当の家族ではないような気がする。
自分だけは血が繋がっていない。
居場所の定まらない感覚。
夏目漱石が猫の視点で執筆できた理由には、そんな心理背景があったのかもしれません。
歴史上の偉人や成功者の人生を生い立ちからさかのぼり、彼らの成功を支えた「才能の秘密」を心理学的に解き明かしたのがこちらの一書。
研究結果を元に、自分の才能や、部下や子どもの才能を見極め、引き出す方法を書いています。
是非、読んでみてくださいね。