こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
それは 現状への新たな不満 です。
人は、普段目にする人を好きになります。
それは、接触頻度が高いからです。
同じように、あなたに不満を持つのは、あなたに最も頻繁に触れる人。
つまり、家族や腹心の部下です。
もっとも味方になって欲しい人が、あなたに一番不満を持つ人になる
そのショックは計り知れません。
家族や身近な人のためにやってきた「人生のすべて」
それを全否定されたような感覚に落ち入ると
多くの人は自分を正当化して、家族や部下を批判してしまいます。
すると、彼らの不満に耳を傾けることもできなくなる。
「言っても聞いてくれないから、最後の手段に出た」
それが、家族や部下の言い分です。
これは 「いつか来た道」
そして彼らは、かつての「自分自身」
「理解されなかった」「味方になってくれなかった」という
親や権威への葛藤が癒えていなければ
未来に同じ問題を持ち込んでしまうことになるでしょう。
最もなりたくなかったあの権力者に自分自身がなってしまう。
これほど悲しい心の痛みはない
私はそう考えますが、みなさんはいかがでしょうか?