『ワーク・シフト』(リンダ・グラットン著/プレジデント社)という本があります。
これからグローバル化が進む世の中で、ビジネスマンや起業家に求められることが書かれている本です。
この中で紹介されているコンセプトのひとつが「連続スペシャリスト」という考え方。
これからのビジネスマンは10年ごとにスキルをバージョンアップさせていかなければ、仕事を失う、というものです。
会社の寿命が10年続かない時代になってきたと言われていますが、それは、会社が提供する商品やサービスも10年で終わる、ということを意味しています。
つまり、その商品やサービスを作り提供するスキルも、10年で寿命をむかえる、ということ。
グローバルマーケットはもの凄いスピードで変化していますから、そこで活躍するためには、常に10年後を見据えてスキルを磨きつづけることが必要不可欠なのですね。
このニーズに敏感なビジネスマンは、ビジネス英語やMBAを取得したり、世界各国の企業を渡り歩いて人脈やキャリアをつくったりと、自ら率先して自分の才能を磨く努力をしています。
貪欲に先々への投資ができる人は、このフィールドでこれからますます活躍することができると思います。
■才能を活かした働き方の詳細は「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」を参照してください
