才能心理学協会のセミナーは、才能を見つけて活かすことがメインテーマです。それは、もちろん、自分の才能を発揮して、最高の人生を送っていただきたいからですが、もう1つテーマがあります。
それは、「人と人の対立をなくすこと」です。
世の中の対立、人間関係の対立、それが国同士の対立であれ、個人や男女関係の対立であれ、すべての対立は「違い」によって生まれます。
「わかってくれない」
「理解してくれない」
「応援してくれない」
自分と相手が違うと感じたとき、人は対立する。
しかし、一方で、お互いの違いを尊重し合いながら、付き合いを続け、深い友情や愛情、信頼関係で結ばれている人もいます。
彼らは、自分を認め、相手を認め、お互いを尊重し合うことができているのです。
才能とはお互いの違い。しかし、それを尊重しあえるのが、「自分にはこの才能がある」と自覚している状態。
逆に才能を自覚できていなければ、
「あの人には才能があるのに、私にはない」
と自分を卑下してしまうでしょう。
それは、あなたに才能がないというよりも、才能の見つけ方磨き方を知らないがゆえに起きている悲劇です。
お互いの違いを認め合い、尊重し合える世の中になれば、私たちは無用な争いをせず、自分を過小評価せずに済むでしょう。
自分の才能を自覚すれば、自分の価値を認め、人の価値を認め、互いに協力することができる。
才能を知ることは、自分の価値や人の価値を知り、お互いを尊重し合える世の中に繋がっていくと私は信じています。