新しいことを学ぶときは、毎回、「専門用語」の壁にぶち当たる。苦手意識というメンタルブロックが立ちはだかるからだ。そんな時に、いつも思い出すのは、「専門用語が生まれたのは、説明する手間を省けるから」と教えてくれた人。
「”あれ”取ってきてくれ」で通じるのは、「あれ」が共通の認識として通用しているから。この「あれ」が名詞化したのが「専門用語」。専門用語は、時間を節約してくれる。理解すればするほど、人生のスピードも速くなる。
それでも「専門用語の壁」が消えることはないけれど、毎回この言葉を思い出すようにしている。