ごく普通の共働き家庭の第一子(保育園児&超早生まれ)が小学校受験に挑み、

まさかの第一志望校合格を果たしたという経験を通して得た

さまざまな知識や気づき等を、はてなブログでまとめています。

こちら下矢印 よろしければ、ご覧ください。

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お受験でよく言われるのは

 

上のお子さんが在校生であると下のお子さんが合格しやすい のでは?という

いわゆる 兄弟枠 姉妹枠 (または兄妹枠 姉弟枠)※この記事では面倒なので「兄弟姉妹」とまとめて表現しますね。

があるのではないかという噂です。

 

 

うちの子がお世話になっている小学校にも

「兄弟姉妹枠」があるのかどうか、本当のところは誰も知りませんが

確かに 「兄弟姉妹」で 同じ学校に通っている方は いらっしゃいます。

 

 

我が家の最寄り駅からは

多くの私立小学校のお子様が通学されているのですが

朝、我が子を送っていくときに 観察していると

兄弟姉妹で 同じ学校に通っている(お揃いの制服だったり、同じ校章がついていたり)方って

結構います。

 

もともと巷で「あの学校は兄弟姉妹がいると有利!」とささやかれている学校もありますが

「上の子が在校生でも、容赦なく下の子を落とす!」 と言われている、実力主義の学校にも

もちろん兄弟姉妹で 揃って通われているケースもあります。

 

 

これだけ聞いているとあ~

上のお子さんが すでにどこかの私学に通っていると

下の子は 有利になっていいな~と 羨ましくなってしまう方も多いと思いますが

 

 

実際のところは

やはり上のお子さんが通っている学校に

下のお子さんも入れたい!!と思うと

 

「兄弟姉妹だから間違いなく合格するでしょニヤリ

という目で見られてしまうので プレッシャーも多いですし

 

例え合否には関係なかったとしても

学校への寄付金や

PTA活動への貢献や

上の子の 学校での生活態度等々に

細かに気を使うことになりますし

 

いいことばかりでは無いと思います。

 

 

 

 

また、上のお子さんがA校に通われているけれど

下のお子さんはB校に入学したい(させたい)!!という場合も

結構余計な苦労があるそうです。

(願書には 兄弟姉妹の在籍小学校名を書かせる学校もありますから)

 

面接では 

真顔どうして上のお子さんがA校なのにB校を志望したのですか。

真顔B校とA校、両方合格したらどちらを選ぶのですか。

などと聞かれることもあるかもしれませんしねあせる


 

上のお子さんと

下のお子さんの性別が違う場合、

例えば上が女の子お母さんで女子校に通っていて、下が男の子お父さんで共学または男子校を受験する・・ 

または、上が男の子お父さんで男子校に通っていて、下の女の子お母さんが共学または女子校を受験する・・・

等々のとケースであれば

 

そもそも受験できる学校が違うわけですから「兄弟姉妹枠」というような優遇措置は もちろんありませんが

それでも やはり

「上のお子さんが 私学に通われている」 ということは

学校に対してアピールできるポイントだ、と お教室の先生がおっしゃっていました。

 

なぜなら

  • 上の子も私学に通わせられるだけの経済基盤がある家庭であること
  • 上の子が通っている私学が 難易度が高ければ高い学校であるほど 「あの学校にご縁を頂いているご家庭である」という信頼感が持てる
  • 例えば上の子の通っている学校と、下の子が受験する学校同士が、関連していたり、ご近所だったり、関係性が良かったりすると親近感を持たれやすい 

 

だからだそうです。

 

 

 

その先生曰く、

 

もし願書に 兄弟姉妹の学校を書く欄がなかったとしても

上述のように 下の子の受験にも いい影響がありそうな学校に通っている場合は

ぜひ アピールすべきであると。

 

 

願書に兄弟姉妹の学校を書く欄がないのに、どうやってアピールするのかというと

  • 家族写真を提出する場合は、上の子に制服を着用させる
  • 願書の家庭の教育方針や備考を書く欄があれば、そこにさりげなく書いておく

のだそうです。

 

 

 

他にも 兄弟姉妹をもつお受験ママの気苦労エピソードとしては

こんなこともあります。

 

 

上の女の子お母さんが 女子校A共学Bに両方合格して

共学Bに進学したとします。

 

そして下の女の子が 女子校Aを受験する場合

願書で姉妹関係を知った女子校Aとしては

「お姉ちゃんは うちの学校を受けなかったのかな~」と思うわけです。

場合によっては「うちを蹴って、共学Bに行った子だな」と気づいてしまうかもしれません。

 

そういうことも、兄弟姉妹がすでに私立小学校に通われているご家庭は

心配されるみたいです。

 

もちろん下のお子さんが ばっちり合格圏内に入っていれば

こういったことで合否が左右されることはないと思われますが

 

もしボーダーライン上にいたら、心象が悪いかも・・・と心配になってしまう親御さんの気持ちは分かる気がします。。

 

 

 

また、兄弟姉妹が有利!と巷で噂されている小学校の場合(仮にC小学校とします)

上の子はC小学校にご縁を頂き、さらに より実力主義で難関と言われるD小学校にもご縁を頂いた場合

ご家庭によっては

「D小学校に行ったとしても、下の子がお受験をするときに何の優遇もないけれど

C小学校を選べば、下の子のお受験でかなり有利になるだろう」 と考えて

あえて、C小学校を選択する ということもあったそうです。

 

 

 

一方で

私の知人で

(もうすでにご卒業されていますが)
3人の兄弟姉妹全員が 別々の私立・国立小学校に通っていた方がいて

どうして同じ学校を選ばなかったのか?と聞いてみたことがあります。

 

一人目のお子さんお父さんは おっとりしているから

大学までエスカレーター式で通える付属校に入れた

 

二人目のお子さんお父さんは 1人目とは性格が違い

精神的に強く、自分の道を突き進むタイプだから 大学は自由に選べる中高一貫校の附属小学校に入れた

 

三人目のお子さんお母さんは 性格的に女子校は合わないと思ったので

共学のみ受験し、国立に進学した

 

のだそうです。

 

 

「兄弟姉妹枠があるかもしれないとも思ったけれど

それぞれ同じ家族で育っても 性格が違うわけで

同じ学校が合うわけじゃないからね~。」

とおっしゃっていました。

 

 

本来そうあるべきだよな~と思いながら

このお話を聞いていたのですが

 

 

そのご家庭のパパさん曰く

「おかげで学校行事が何回もあって

けっこう大変でしたよ~」とのこと。

運動会などの行事がかぶってしまうこともあったみたいです。

 

 

 

 

 

こうして考えてみると

兄弟姉妹でのお受験って

いいなあと思われることも多いけれど

結構大変だよねっっていうつぶやきでした。