ごく普通のサラリーマン共働き家庭の我が家の

小学校受験体験を通して得た知識や気づきを はてなブログでまとめてきました。

よろしければ こちら下矢印下矢印もごらんくださいね。

 

 

桜桜桜桜桜桜桜

 

お受験を検討しているママさんなら

誰しも一度は

「私立小学校の制服」に興味を持つのではないかと思います。

 

我が家の場合、お受験を意識する前から

通勤で使っている最寄り駅で

いろいろな私立小学校、国立小学校の制服の子供たちを見かけていたのですが

 

お受験を本気で目指しだしてからは

制服姿の子を目にしては

「あの制服ってどこの学校だろう」とスマホで調べてしまったりしていましたあせるあせる

 

 

お受験をかじったことのあるママさんなら

「あの制服は間違いなく○○小学校だ!」と一目でわかる個性的な制服や、伝統がある制服もありますが

似たような制服もたくさんあって 判別できないことも結構ありました(特に男の子はわかりにくい!)。

 

 

とにかく私は この「小学生の制服姿」に憧れていました。

 

うちの子はず~っと保育園育ちだったので

制服も制帽も、スモックもなく

「みんなでお揃い」のものは何一つありませんでした。

園でお散歩や園庭での遊びのときにかぶる色つきの帽子さえも、

「保育園のもの」であり、保育園に置いてあって、保育園でだけかぶっていて

洗濯等も先生方がなさっていたのです!!!

(保育園よ、ありがとう!)

保育園の近くに園バスが止まる私立幼稚園のお子さんたちの

お上品な制服制帽姿にさえ強烈に萌えていたものです。

 

さらに 新年長以降になると

駅で見かける私立小学生たちが、その制服を着るに至るまでの

『親御さんのご苦労や思い』のようなものまで 制服のむこうに透けてみえる気がして(笑)

制服姿の小学生を、感動しながら見つめていたりもしました笑い泣きアセアセアセアセ

 

あれほど憧れていた制服だったのに

今や、すっかり『制服を着ている我が子』の姿に見慣れてしまって

床に脱ぎっぱなし(ムキーむかっむかっ)になっていた制服を うっかり踏んでしまっても

別に何とも思わないくらいに

ありがたみをすっかり忘れていた今日この頃。

 

先日、学校帰りの我が子を駅まで迎えにいった日、

久々にばったり会った保育園時代のママ友に

初めて制服姿を見られて「うわ~~可愛い!いいなあ。制服~~!!」と

大げさに褒めてもらったあとで

「でも制服って大変でしょ。お金かかるじゃない?」と聞かれたこともあって

久々に制服について考えてみました。

 

 

 

 

 

「私立小学校に通う小学生」というと

制服制帽を着用して、女の子も黒いランドセルを背負って・・というイメージを持たれている方も多いと思いますが

 

私立小学校の中には 

「制服がない」という学校もあります。

 

 

有名なところでは

「立教女学院小学校」には制服がありません。

 

理由は

服装は、個人によって好みや色彩感覚が違います。個性を大切にする上から自由にしています。自由の中でTPOに合わせて服装を選ぶことや、色彩感覚を磨くこともできると考えています。

 

だそうです。

 

 

 

でも「個性」「自由」と言っても 

「個性」「自由」という言葉から連想するような服装ではなく

みなさん、とてもお上品なきちんとした装いをされているという印象です。

聞いた話によると、通学服をオーダーメイドされる方もけっこういるようです。

 

制服がない=お金もかからないし、普段着と兼用できるしラクチン!。。。ということでは全くないのですよね~。

かえって制服のほうが、お金がかからない気もします。

(制服だと 上級生からお下がりを頂戴したり、お下がりの販売会があったりするので、

人によっては、『一年生の初めての制服以外、一度も制服を買わずに済んだ!』なんていうツワモノもいます。)

 

 

 

 

 

 

成城学園初等学校も 制服がない私立小学校ですが

こちらは、 共学ということもあって、「動きやすいカジュアルな服装」で登校されている生徒さんが多いような印象です。

 

 

普段は活動しやすい服装、入学式や卒業式の時には、それぞれの式にふさわしい服装等、TPOに応じた服装をお願いしています。

 

 

だそうです。

 

 

同じ「制服なし」の私立小学校でも雰囲気がだいぶ違うな~。

 

 

そして、さらにちょっと面白いというか、独特なのが

玉川学園小学部。

 

「男子はスーツ、女子はその場に適した服装」これが玉川学園建学以来の伝統で、女子には制服がありません。

男子の服装に見合った服装で登校するよう指導しています。ランドセルは学園指定のものです。

 

女子はブレザーやセーター、ワンピース、ブラウス、無地またはチェックのスカート、白・紺・グレーのソックスを着用します。

※6年生からは「女子は学校にふさわしいスカートとして、15種類の中から自由に選べる標準スカートを指定しております。」とのこと

 

 

「男子の服装に見合った」とか「女子には制服はありません」とか、

もう普通の学校でこんなこと言ったら、今の時代、大問題になりそうなことですが

これが「伝統」として 受け入れられ、脈々と引き継がれているというのが

「ああ、私立小学校だなあ」と強く感じる点。

 

こちらも女子はお金がかかって大変そうです。

(保護者の方々の多くは、子どもの洋服代くらい痛くもかゆくもない方々なのかもしれませんが

なかにはきっと 私と同じような金銭感覚の方が紛れ込んでいるはず!と信じています笑)

 

 

制服のない私立小学校というのは

他にもあるので、ご興味がある方は調べてみてくださいね!

 

 

 

 

 

我が家の場合は

小学校に制服があって本当に良かったと思っています。

 

よく「お金がかかるでしょ」と聞かれますが

もちろん、

夏服、冬服以外にも校内着等々、揃える衣類はけっこうありますし

ランドセル、コート、バッグ類等 (学校にもよりますが)

指定されたものを購入することになり

「同じようなものを安く探そう!」というようなことができないので

お金は、それなりにかかると思います。

 

 

でも 学校に着ていく服の選択肢が制服以外にないわけで

「洋服選び」に迷いがないのは 非常に楽ちんであります!!

 

「もうこれ飽きたから、そろそろ違うの買って」と言われることもなく

買い替えるのはサイズアウトしたときだけでいいのも嬉しいかぎりです。

 

それに 全員が同じものを着用しているので

誰かと比べてあ~だこ~だ言われることもないのも とても助かります!

 

(保育園時代は「○○ちゃんが~のお洋服を着ていたから 同じのが欲しい」的なことも

多々ありましたので)

 

入学式も卒業式も 始業式も終業式も

迷わず「制服一本」で行けるのも ありがたいし

 

もし制服のない地元の小学校に通っていたとしたら

きっと「コートもこれ以外にもほしい」

「○ちゃんみたいな靴がほしい」といろいろねだられていたと思うので

 

「制服」というのは、案外リーズナブルなものだったなと思っています。