今日が、みんなの前でお話する最後の日となってしまいました。
最後は、先生が好きな「旅」についてのお話をしたいと思います。
先生は、日本とは違った生活に触れたくて、日本にはない美しい景色を見たくて、日本では出会えない人たちに会いたくて、大学生の頃から旅を続けてきました。
多くは、発展途上国といって日本ほど色々な物がそろっていない国です。
ある時は、インドでマザーテレサという人が作った「死を待つ人の家」という、道で死にそうになっていた人たちを保護している施設で、ご飯を食べさせてあげたり、シーツを洗ったりする活動をしました。
また、ある時はラオスで学校が古くなって雨漏りするために勉強できない子ども達のために、新しい学校を建てるお手伝いをしたりもしました。
このような経験を通して、日本で先生が当たり前だと思っていたことは、世界では当たり前ではないことに気付かされました。
そして、たくさんの「ありがとう」の気持ちを持つようになりました。
毎日学校に来て、友達と一緒に勉強できることに「ありがとう」
水道をひねれば、いつでもきれいな水が出てくることに「ありがとう」
温かいご飯を毎日食べれることに「ありがとう」
屋根の下で、安心して眠れることに「ありがとう」
日本で暮らしていると、どうしても人と比べてできない事・ない物が気になって落ち込んだり、自分が嫌になってしまうことがあると思います。
そんな時こそ、自分の周りにある、小さくてもいいから「ありがとう」を一つでも多く見つけて、自分の気持ちをほっこりさせて欲しいなぁと思います。
そして、いつかみんながもう少し大きくなった時に、ぜひ旅に出かけて、自分の目でこの広い世界を見てみてください。
先生は、みんなの先生になることができて幸せでした。
たくさんの頑張る姿や、ステキな笑顔を見せてくれてありがとう。