ここはどこ?立派な建物ですねぇ。
そう、東京芸術劇場です。
古今亭菊志ん師匠の独演会がありました。
演目は、
予定には無かった「短命」も聴けました。
菊志ん師匠の噺はまだ今回で4回しか聴いていませんが、初回に「二階ぞめき」で抱腹絶倒して以来注目してきました。あれは柳家花緑師匠との二人会でした。
今回はネタ下ろしの「真景累ヶ淵・豊志賀の死」が凄い迫力でした。登場人物を演じ分けるときに、下を向き、次に正面を向いたときには目から頬にかけて腫れあがっている醜い豊志賀になっており、臨場感がありました。
紙切りの正楽師匠は、7月の横浜にぎわい座での柳家小せん師匠の独演会で初めて見せて戴きましたが、技術もさることながら、トークも楽しくて、その時以来すっかりファンになりました。
独演会が終わった後、満足感と充実感に浸りながら、12月のアメリカ公演に今年は同行できないことが残念でたまらなくなりました。
今後の菊志ん師匠の動向、要チェックです。益々進化していきそうです。