三笠宮さまが僧帽弁閉鎖不全症で、弁形成術を受けられたそうです。
ミリアもほぼ同じ症状、同じ手術でした。
ミリアも、心臓の左心房と左心室の間で血液の逆流を防ぐ僧帽弁を引っ張るひも状の組織「腱索」が一部切れたので、新しい腱策を3本たてました。
また、弁の正常な部分をつなぎ合わせて弁が正常に閉じるようにしました。
心臓を止め、人工心肺装置を使用して生命を維持しました。
研修医の清水先生が、『自発呼吸を始めたのでこれから人工心肺を外します。』と、待っている私に報告に来てくださったことを昨日のことのように思い出します。
術後の合併症の心配もありましたが、無事に乗り切ってくれました。
動物医療の水準も大したものですね。命を助けて戴きました。
1年経ち、ミリアは7歳になりましたが、お蔭様ですこぶる付きで元気です。