子どものやる気低下を引き起こさないための親の心得
①子どもが一人でできることは、できるだけ一人でやらせる。
②上手くできたときは褒め、失敗に対してはがっかりしてみせないで、良くできた面や頑張った点を認める。
③あらゆる危険から子どもを守ろうとせず、子どものやることを信頼する。
④親が実現できなかった野心を、子どもによって実現させようとしない。
⑤子どもに過大な期待をかけない。
⑥やる気を引き出すためにお金や物を与えることを最小限にとどめる。
お金や物が与えられることにより、外から規制されるという感じを抱き、自律性の感覚が喪失する。
⑦ものごとに対する考え方や感じ方を尊重し、柔軟な思考態度を身に着けさせる。
⑧家族や友達と豊かで安定した人間関係が作れるよう援助する。
ここまで6回に亘り、子どものやる気について書きましたが、大なり小なり思い当たる節があったお母様方が多かったのではないでしょうか。
大事な大事なご自分のお子様の心を傷つけないように、ときには子どもの立場に立って、ご自身が親からこう言われたらどんな気持ちになるだろうと、ほんの少しでいいので考えて戴きたいのです。
親の言葉に傷ついている子、家庭で安らげない子の立場に立っての連載でした。
今度は親の立場から子どもに語る必要がありそうですね。