11月11日の日曜日、

宇都宮の教育会館の隣のコンセーレで

学習会を開催しました。

今年で5回目になりました。

今年も芳澍女学院情報国際専門学校の

大谷津晴央校長先生においでいただき

講演をしていただきました。

今回はその一部をご紹介させていただきます。

 

まず初めにお話くださったのは、

鉄人28号と

鉄腕アトムを例にされての、

教育の目標としているものと、

実際の教育現場での現状との

ギャップについてでした。

 

これは、

教育現場だけではなく個々人、

各家庭での子育てにも通ずるものである

ともおっしゃっておられました。

 

例に挙げてお話しくださった

2種類のロボットの

違いは何でしょうという問いかけから

入られるのが通常の

導入なのだそうですが、

つい先日の講演会では

若いお母さん方ばかりだったので、

この問いかけに対する

反応がものすごく微妙だったと

おっしゃっておられました。

どちらも知らない世代だったようです。

 

喜んでいいのかどうかは分かりませんが、

今回参加されていた方は

全員知っておられたので、

先生も話しやすかったようです。

 

鉄人28号のほうは、

正太郎少年がリモコンを持っていて

遠隔操作で動きます。

ガォーッ!と叫び声のような

音は発しますが、

もちろん話はできません、

 

鉄腕アトムのほうはというと、

お茶の水博士が作った

百万馬力のロボットで

話もしますし、自分で考え

涙すら流します。

今風に言えばAI(人工知能)を

搭載したロボットです。

 

2つのロボットには共通点も有って、

どちらも正義の味方で、

悪いやつをやっつけるために

作られたことです。

 

教育の目指しているところは

どちらかというと、

もうお分かりのように、

主体的に考え行動ができる

人間作りですから、

鉄腕アトムタイプの

人間なわけですが、

学校ではどちらかというと

鉄人28号型の指導が

見られるようだと

おっしゃっておられました。

            つづく