「○○ためです。」、「○○からです。」という返答。

“目的”を答えるときも、“理由”を答えるときも使う表現です。

 

 

これのせいか、日本人は“目的”と“理由”を混在しがちです。

 

 

この違いをはっきりさせることで、本来の目的が明確になり、今やるべきことが明確になってきます。

 

 

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【目的と理由の違いが分からない日本人】

 

1.目的と理由を明確にする

2.なぜなぜ分析で目的を辿る

3.現時点の目的と、最終目的は異なる

 

 

 

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1.目的と理由を明確にする

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ある男が、

「なぜあなたは英語を話せるようになりたいのですか?」

と英会話を習っているAさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさんに尋ねました。

 

それぞれの回答はこうでした。

 

 

Aさん「かっこいいからです。」

 

Bさん「イギリス人の彼女とたくさん話せるようになりたいからです。」

 

Cさん「通訳を仕事にしたいからです。」

 

Dさん「お父さんに、英語を勉強しろと言われたからです。」

 

Eさん「多くの世界を知るためです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの回答の中には、目的と理由が混在しています。

 

 

「なぜあなたは英語を話せるようになりたいのですか?」

 

 

という問いには答えられてますが、そこには大きな違いがあります。

 

 

誰が目的を答えていて、誰が理由を答えているか考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この中で、目的を答えているのは

BさんCさんEさんの3人です。

 

 

その他の2人は理由を答えています。

 

 

目的と理由の区別がつかない人は、各答えをまず能動態にしてみてください。

 

 

そしてその時の主語が「私」になっていれば“目的”、それ以外が主語になっているのであれば“理由”と判断することができます。

 

 

Aさんの回答の主語は、「英語が話せる人」もしくは、「英語」

になっているので、“理由”

 

 

Bさんの回答の主語は、「私」

になっているので、“目的”

 

 

Cさんの回答の主語は、「私」

になっているので、“目的”

 

 

Dさんの回答はまず能動態に直します。

「お父さんが英語を勉強しろと言ったからです。」

となるので、主語は「お父さん」。よって、“理由”です。

 

 

最後、Eさんの回答の主語は、「私」

なので、“目的”です。

 

 

まずは、このように目的と理由の違いをはっきりさせましょう。

 

 

 

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2.なぜなぜ分析で目的を辿る

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なぜなぜ分析とは・・・

トヨタ自動車によって作られた、

問題の真因を把握・解決し、再発を防止するためのものです。

 

 

課題を列挙し、その課題がなぜ起きてしまったのかを

「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と繰り返し尋ね、真因を探っていきます。

 

 

これを5回繰り返すと、本来の原因がはっきりすると言われています。

 

 

 

 

 

このなぜなぜ分析を、目的追求にも使えるのではないかと思い、実践しています。

 

 

ある目標に対して、

「なぜ、それを達成したいのですか?」

 

 

その答えに対して、「なぜ、それをしたいのですか?」

 

 

と、繰り返していきます。

 

 

これをすることで、その人の真の目的が明確になります。

 

 

真の目的が明確になると、現在の目標に対してよりモチベーション高く取り組むことが出来るようになります。

 

 

ただ、先ほどのように、“目的”と“理由”の区別をしっかりつける必要があります。

 

 

「なぜそれをしたいのですか?」と尋ねていくと、その回答が“理由”になるときがあります。

 

 

その瞬間を見逃さないでください。

 

 

その時の一歩手前の目的が、今時点での最終目的になります。

 

 

 

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3.現時点の目的と、最終目的は異なる

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先ほど、今時点での最終目的の探し方を見ていきました。

 

 

これは、今時点での最終目的であることに注意してください。

 

 

目標は時が経つと変化していきます。

 

 

それに伴い、なぜなぜ分析によって見つける目的も変わってきます。

 

 

今時点での最終目的に拘りすぎず、常になぜ?なぜ?と問いかけながら、

新しい目的を見つけていくことが必要です。

 

 

そうすると、新しい道も見えてくるかもしれません。

 

 

それでは。

 

 

 

 

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