Blog10 Presentation プレセンテーション | ミヤコ先生の在外子女教育ブログ@南カリフォルニア 

ミヤコ先生の在外子女教育ブログ@南カリフォルニア 

1992年より南カリフォルニアの育英セミナーで在外子女教育に携わる日々、感じたことを綴ります。

お久しぶりです~

しばらく体調ダウンでブログお休みしてました (。-人-。) ゴメンナサイ
そろそろ回復してきたので、また再開します。

おやすみしている間に
日本では成人式があって、
アメリカの成人年齢に関連して
社会人としてやっていける準備のために現地校で行われていること
書きたいなぁ、

とか、

昨日、日本のセンター入試が始まったけれど
ゆくゆくセンター入試が無くなるのに関連して
アメリカの入試の話も
書きたいなぁ

とか、

いろいろありますが、

まずは、前回の続き、

プレゼンテーションの話です。

日本で社会人をする皆さんは、
プレゼンが仕事の大きな部分を占めるようですが、

日本の子どもの学校生活の中では、
プレゼンテーションの扱いは、どうなっていますか?

アメリカでは、
相手に理解してもらうように話すことは、
低学年から繰り返し訓練する項目です。

まず小学校低学年で始まるのが、
Show & Tell

自分の大好きなもの・宝物を持って行って、
皆に見せながらそれについて、クラスの前で話すのです。

自分が皆に見せたいものはなにか、
何故それを見せたいのか、
何故それが好きなのか、
どんな思い出があるのか、
これから
この大好きなものに関して、どんなふうにしていきたいのか。

毎日一人ずつ、クラス全員に必ず順番は回ってきます。

お話を聞いたクラスメートが、
手を挙げて質問をする時間も有ります。


シャイでとても緊張しがちな子も、必ず順番は回ってきます。
非英語圏からやって来た子にとっては、
みんなの前で英語で話すことはすごく緊張することですが、
話し終わった後
みんなから褒められるのが自信につながります。

お話をし終わると、
先生やクラスメートは様々な褒め言葉を掛けてくれます。

先生の褒め方がまた表情豊かです。

素晴らしい満面の笑顔で
Thank you for sharing.
 「素敵なお話を聞かせてくれてありがとう」

親指を立ててウインク付きで
You did a GOOD JOB!
 「すごく上手だったよ!」

手のひらでハイタッチ!を求めながら
Give me a HGIH FIVE!
 「やったね、イエェ~イ!」

生徒を抱きしめながら
I'm so proud of you.
 「頑張ったね、すごい」


こういう、相手の素晴らしさを褒める
様々な褒め方を子どもたちに見せるのも、
プレゼンテーションを通して学ぶ
コミュニケーション力の育み方の一部分なんですね。

褒められた子どもたちも嬉しそうです。


小学4年生になると、カリフォルニアの場合は
カリフォルニアの歴史に深く関わるミッション=修道院に関して、
時間を掛けてリサーチするプロジェクトが有り、
そのプロジェクトの結果を
模型などの資料などを見せながらする
口頭発表=プレゼンテーションも
課題の一部分です。

模型作りも生徒は一生懸命工夫します。


この動画
では、何年も前に帰国した生徒の保護者が
「帰国には持ち帰れないけれど
 一生懸命時間を掛けて取り組んだので
 廃棄するのも残念で・・・・」
とおっしゃっているのを譲っていただいたものをご紹介。


屋根の瓦は
本人がアーモンドを見て「これが屋根瓦に似てる」と
1つぶずつ半分に割ったのを糊付けしたそうです。

プレゼンテーションの時にはクラスメートに模型を大絶賛されて
本人大満足だったそうです。



小学5年生になるとアメリカ50州について、
生徒全員に異なる州が割り振りされて、
リサーチ&プレゼンテーション。


中学生になるとグループプロジェクトで
パワーポイントを利用して大人顔負けの資料を作って
プロジェクターで映しながら、プレゼンテーション。
グループの中で
パワーポイントづくりの得意な子、
口頭発表の得意な子、
前提となる資料のリサーチが得意な子、
と役割分担をして完成させます。



高校生の準必修科目の外国語の
フランス語では料理番組づくり、というプレゼンテーションも。
グループで
フランス語で説明しながらのフランス料理の作り方を動画作成。
できあがった動画を授業で皆で見るそうです。
見ている皆が楽しめるような動画作りは、
プロ顔負けの場合もあります。



こういったプロジェクト&プレゼンテーションで
よくあるのが
「何にもしないでふざけてばっかりいる子もいるんです」
と真面目な日本人の子が不満そうにしていること。
「みんなが集まる時間を楽しい物にする役割が、そういう子にもあるのかもよ」
と話すと、
「そうですかね~~~~」

そうなのよ~~~ 
大人になって仕事するようになると、
そういう人も大切なチームメートってわかるわよ~~~
 (^_-)-☆


授業の一部として
チームで楽しみながら、
聞いてくれる人々も楽しめるものを作る練習。
やり方やテーマは様々ですが、
それを通じて身に付ける
「見ている人が
 この話を聞いてよかったと思ってくれるように提示する力」

社会に出て仕事をしていくのに、すごく重要な力。


日本の中学・高校生活では、どんな方法で育んでいるのかしら?