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  過去問分析は親の仕事!


中学受験で納得のいく結果を出すためには、
過去問分析がとても重要です。

今回は過去問分析を志望校選定の視点からアドバイスしていきます。


 過去問分析の目的とは

過去問分析は、

出題傾向を知り

合格のための対策を知るためと

一般に考えられていますが、


実はもう一つ、重要な側面があります。


それは、

入試問題と子どもとの相性を知ることです。


入試問題には

学校の教育方針

欲しい生徒像などの

メッセージが込められています。


「こんな生徒が欲しい!」

「我が校はこんな教育方針ですよ」


入試問題は、いわば

中学校からのラブレターのようなもの。


入試問題と我が子の相性を見ることは

充実した中学校生活を送るためには

とても大切なステップです。


 出題傾向 = 教育方針


問題形式を見て

記述が多い場合、


入学後も常に表現することが求められ

学校生活においても

それが評価の基準となります。


自己表現力を

学校の教育方針として

重きを置いているからです。


また

算数のみ配点が高い学校は 、


理系に強い生徒に来て欲しいと願っており

入学後も

算数の授業数が規定より多かったり

教師陣も理系に先鋭をそろえていたり

理系の教育にウエイトをおいています。


つまり、出題のクセは

教育方針の表なので、

入学後もずっと

その傾向が続くのです。


子ども本人の得意分野が生かせる方が

入学した後も、本人のためです。


 充実するかのバロメーター


逆説的に考えると 


相性の良い学校

志望校の一つに検討してみるのも

子どもの幸せな中学生活を願うのであれば

ある意味、正解です!


同じ偏差値群でも、

学校によって入試問題は、

科目別難易度や出題傾向は多様です。


入手可能であれば、

複数の学校の過去問を分析をして


(子どもにすべて解かせなくても

親が分析するだけでも可)


子どもと相性の良い入試問題

探してみると良いでしょう。


我が子がその学校に向いているのか、

我が子の能力が発揮しやすい環境か、

事前に予測することが出来ます。


過去問と我が子との相性は、

中学校生活が

充実するかのバロメーターとも言えます。



    《まとめ》


・入試問題と子どもの相性を見る!

出題傾向教育方針 と心得る!



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