完璧主義の娘の血は母ゆずり
6月も終盤戦。プリント漬けの毎日ですが、思うようにすすみません
過去問に手を出したくてもまだ我が家は早い気がしています。まだやるべきことが残っているはず。
ここ最近の困り事はプリント以外のところが弱い。
リズム感のなさがそのまま模倣運動に出てなんだかおかしなことになっていたり。
工作もなんだかとっても遅い。
もともと手先はとても器用なほうで、ビーズのアクセサリーなんて年少のころから一人で黙々と作っていたので正直そんなに苦労するなんて思っていませんでした。
色塗りは去年の今頃なんてはみ出てぐちゃぐちゃだったので、まずは丁寧に塗ることを教え、やればやっただけスピードはついてくるものだと思っていました。
折り紙も、綺麗に折れるようになって徐々にスピードがついてくるものだと思っていました。
ハサミ切りも然り。
しかしこの直前4ヶ月前にしてスピードがとにかく遅く改善の兆しがありません
とにかく遅い。
先生からは焦らせないようにと言われますが、ついもっと速くテキパキがんばりなさいと声をかけてしまい、先日はギャン泣きされました。
一度冷静になって、本人の作業の様子を観察してみると、当初私が思い描いていた方向とは真逆のほうに成長していっていることに気づきました。成長はちゃんとしている。
とにかく仕事が丁寧でキッチリして、やたら精度高いものがつくれるようになった。
そのかわり全然スピードがあがらないという状況です
先日幼稚園で作って持ち帰ってきた工作も、大人が折ったのかと思うようなキッチリとした折り目の🐸と、その周りに細部までこだわって描かれた絵がありました。
描かれた木の色は、焦げ茶と茶と黒を混ぜ合わせて、立派な色使いでした。
相当時間かけたのだと思います
あーなんだか自分を見ているようだ。。と思いました。
とことん完璧主義なゆえ、多少雑でもガシガシすすめるということがなかなかできない
時間制限のあるものなのだから、完成することをまず優先させてほしいのですが細部まで凝ってつくったり、折ったり、切ったりしているのでまるで時間が足りない。
ある程度で終わらせてどんどん作るのすすめるように伝えても改善できない。
でも逆に凄くないか?とも思いました。
何時間でも黙々と細部までこだわって絵を描き続けたり工作し続けられるのも才能だよなぁ。
逆に雑すぎて、もっと丁寧に!キッチリ!と言ってもなかなか身につくものでもないし、見方をかえたら長所なんだよなーと思うと、なんだかもはや何を目指して毎日頑張っているのかわからなくなってきました(もうずっと迷いの森のような気がしている)
本人の良いところを伸ばせるような学生生活を送るための小学校受験。
やればやるほど、直前期になればなるほど私のやってることはこの子の良いところを潰す声がけしかできていないんじゃないか。
なんだか毎日落ち込んで眠る日々です
もういっそ全部やめて、伝統工芸士にでもなって、人間国宝でも目指してもらった方がむいてるんじゃないかな
とか極端なことを思いながら、自分の気質を持って生まれた娘を責めても、巡り巡って私の血・・・
本番までどうやってこの問題を芽を潰さずにうまくもっていけるのか。。
以前購入していたこの本、うまく活用しきれていないので、
改めて使いこなせるように一緒にお絵描き頑張りたいと思います。
10分で描けるようになるかなぁ。