11月30日に、
OPEC(石油輸出国機構)による総会が開かれ、
8年ぶりに、原油の減産が合意されました。
1日あたり120万バレルの減産。
バレル??
原油を表す単位です。
もともと、樽に入れて運んでいた名残から、
樽の容積を表す「バレル」が使われていて、
1バレルは約160リットルなので、イメージしやすいですね。
その原油価格がこれまで、
1バレル40ドル台をキープしていましたが、
減産決定後にすぐさま上昇。
「出回る量が減るから、価格が上がる」
簡単ですね。
OPECは、石油輸出国の利益を守ることを目的として、
中東やアフリカなどの国による14ヶ国で結成され、
全世界の石油埋蔵量の約3分の2を占めています。
そのOPECが、減産を決定したんだから、
世界中への影響大です。
では、遠く離れた国でのこの決定に、
我が日本国にはどんな影響があるんでしょうか?
そう、ガソリンです。
資源国ではなく、まだまだ石油に頼っている日本にとって、
原油価格の上昇というのは、
生活に与える影響というのも大きい。
今のガソリンは、1リットル120円前後ですが、
この価格が上がることは間違いない。
ガソリンスタンドで、価格が上がってるのを見たら、
「あ〜、OPECの仕業やね」と店員さんに言いましょう(笑)
あと、灯油も上がりますね。
雪やこんこんが流れてきたら、
「灯油1リットル◯◯円。」
に注目してみても面白い。
こうやって、色々なことから関心を持つことで、
世界の流れや日本の置かれている状況が見えてきますよ☆
お金のこと、資産形成のこと、
教育のこと、学校のこと、
何かヒントが欲しい方はご連絡を☆