子どもの学力を上げるためには、
「家庭での学習や学習習慣が重要」
ということを前回書きましたが、
今回は、もう一つのことについて書こうと思います。
学校のことです。
「全国学力・学習状況調査」が始まって以来、
年々、この調査に関する関心が高まってきており、
唯一と言っていいほど、
この調査が、全国で統一された指標となっています。
つまり、
この調査の結果によって、
学力が上がったのか下がったのか判断されるということ。
この調査を開始した文部科学省は、
「この調査で測れる学力は、一部でしかありません」
「過度な競争はやめてください」
と言ってますが、
結果が、新聞やインターネットに、
どんな教育記事よりも大きく掲載されたら、
教育委員会や学校も、
点数や結果を気にせざるを得ません。
例えば、教育の世界では、
秋田、福井、石川などが全国トップクラスの成績を毎年残しており、
その一方で、毎年下位の都道府県もあります。
だから、どの都道府県も、
少しでも順位が上がるように、
トップクラスの取組を参考にしたり、視察に行ったりし始めている。
それはそれでいいことなんですが、
誰でもわかるように、
地域によって、それぞれの個性があって、
例えば、秋田や福井なんかは、ある程度の地方都市で、
背景には、
「充実した家庭環境」
があります。
秋田や福井は、
朝ごはんを毎日ちゃんと食べて、
家で自分で計画を立てて勉強して、
スマホやネットの使用時間は短くて、
という調査結果が出ている。
だからやっぱり、家庭環境が重要なんですが、
そんなことばっかり言ってたら、
学校の責任逃れになる(笑)
だから、学校も頑張り始めています。
前置きが長くなったので、
続きは次回☆