昨日の続きです。
今、求められている力が身についているかを確かめるための、
「学力調査」。
平成19年から、
小学6年生(現在21歳)と中学3年生(現在24歳)を対象に実施されています。
24歳以下の人は、この調査の経験者ですが、
覚えてるかな?(笑)
そして、この調査と同時に行われているのが、
「学習状況調査」
です。
前回も少し書きましたが、
「家で、自分で計画を立てて勉強をしている」
「読書が好き」
「朝ごはんを食べている」
といった、
学習や生活のことについての質問に対して、
4択で答えます。
なぜ、このようなアンケート調査(約80問)を、
実施するかというと、
「学力」と「学習習慣」には相関関係があると言われているからです。
例えば、
「毎日朝ごはんを食べている子どもは、テストの点数が高い」
「学校の復習をよくしている子どもは、テストの点数が高い」
といった結果がデータとして示されています。
他にも、
「毎日同じ時間に就寝・起床している子どもは、テストの点数が高い」
「スマホの使用時間長くなるほど、テストの点数が低くなる」
「読書が好きな子どもは、テストの点数が高い」
など、
一見、どれも当たり前に思えるようなことなんですが、
このような分析結果として示すことで、
学力と学習習慣の相関関係を示し、
学校教育の改善に役立てていこうとしています。
しかし、ここまで読んでくれた方は、
もう気づいているかもしれませんが、
「学力と学習習慣には相関関係がある」
ということは、つまり、
「学校だけの力じゃ、学力は上がらない」
ということです。
先ほど例で挙げた質問の項目からもわかるように、
「毎日、朝ごはんを食べている」
「毎日、同じ時間に就寝・起床している」
「家で、計画を立てて勉強をしている」
といったことは、
全部、家庭での話です。
もし、小中学校に通っている子どもがいる方が、
今、読んでくれているならば、
ぜひ、一度、
家庭での教育や習慣について、
見直してみてください。
そして、
改めて、
自分の子どもには、
どんな力をつけさせてあげたいのか、
どんな将来を過ごしてほしいのか、
ゆっくり考える機会にしてみてください☆
次回は、
学力を上げるための要因である、
「家庭」ともう一つのものについて、
書きたいと思います。
教育のこと、学校のこと、
お金のこと、資産運用のこと、
何か相談や聞きたいことがあれば連絡くださいね☆
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