長女が3歳になる頃、幼稚園探しを始めました。
周辺のあちこちの園に、家族4人で見学に出かけました。
体験入園をさせていただけたり、小さなプレゼントをもらったり、どこでもそれなりに娘は楽しみましたが、ここ、というところがなく、7~8園は見学した後、
知り合いの牧師さんが園長をなさっている園があったのを思い出し、とりあえず行ってみようと伺ったのが、入園を決めた園でした。

それは、その地方都市のど真ん中にひっそりとある、プロテスタント教会附属の、
とても小さな、100年以上の歴史を持つ幼稚園でした。
それまで私自身、モンテッソーリ教育を学び、幼稚園での教育に携わっていました。
入園を決めた幼稚園は、モンテッソーリ教育の園とは全く違う、自由保育でしたが、
モンテッソーリの理念をまさに実現していると感じられ、大きな驚きとともに、迷いなく、ここ!と決めました。
その後、次女もお世話になり、今でもそこでの先生方やお友達との交流も続いていますが、そこでの保育、教育の素晴らしさは、その後の娘たちの育ちの原点になっていることをはっきり感じ、親にはできない大きなことをしていただいたことに、感謝しかありません。
幼児期の子どもたちにとって本当に大切なこと、小学校に上がる前の幼児期にしかできない大切なこと、それを毎日、たくさんのことから教えられました。
毎日の子どもたちの幸せな様子から、
牧師であり園長である先生の、違う次元を感じさせてくださる折々のお話から、
牧師夫人のどこまでも大きく私たち保護者を包み込んでくださる雰囲気や、
美味しい手作りケーキから!
そして日々の先生方の子どもへの、どこまでも温かく、楽しく、
どこまでも、子どもの内にある可能性や、自立していく人格としての子どもを、
信じてくださるまなざしから、
親として、夫とともに、たくさんのことを教わり、根本的に子どもの育ちについてのはっきりとした確信のようなものをいただいたのが、その小さな幼稚園でした。
この、たくさんいただいたものを、微力ながらも伝えていけたらと、その後またモンテッソーリの幼稚園での教育に携わった中でも願い、そして、今も思います。
