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授業で出会った子供達の言葉、表情、そして児童文学の紹介など、
小学生をお持ちのご家庭に情報を提供していきます。
また、子供達の社会環境や自然環境についても発信し、皆さんとご一緒に、子供達の生きていく時代を考えていきたいと思います。

                        よしだ教室


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私の「初恋の花」のカタクリに会うために、新潟県南魚沼市六日町にある六万騎山に行こうと決めた。

 

脊椎間狭窄症の痺れが激しいので、もう今春はカタクリに会うことはないと諦めていた。

この10年間近くは、同じ六日町にある坂戸山に登り、雪解けの花々の姿に心をときめかせてきた。

坂戸山は標高600mほどある。だから、今の私には無理だからと諦めていた。

が、2月初旬に知り合った南魚沼市在住の友人から六万騎山を教えてもらった。

標高は320m。名前は知っていたが、坂戸山に勝る山はないと思っていたから、頭の片隅に置いていた。

しかし、桜花を見るたびに、菜の花を見るたびに、「初恋の花=カタクリ」に会いたいという気持ちが募った。

そして、いつものように、その日の前日に「よし!明日は出かけるぞ」と決めた。

 

朝8時45分、六日町駅着。

車が故障しているのでJRを使ったのだ。

六日町駅から臨む坂戸山。

降り立った瞬間「ああ、懐かしい!」と感じた。

 

駅前の観光案内所で電動自転車を借り、まだ冷たい空気の中を走った。

今年は雪が深くて、見渡す限り残雪に覆われていた。

 

30分後、登山口に到着。

登山道を登り始めてすぐに、満開の雪解けの花達が迎えてくれる。

 

坂戸山では雪割草に出会えた記憶はない。

しかし、この六万騎山には、白~ピンク~赤~赤紫~青紫~青と、雪割草が咲き、カタクリにはない艶やかさを演出している。

これほどの自生の雪割草を見るのは久しぶりだ。

下山してからゆっくり撮りたいと決め、先ずはカタクリに誘われて山頂に向かった。

雪を背景にしてカタクリを撮りたかった私の胸は昂った。

山道にもびっしり咲き続ける。

やがて、頂上に到着。

六日町の雪景色を背景にして、カタクリを堪能した。

 

そして、下山。

お目当ての雪割草をご覧頂きたい。

 

歩いた時間は正味90分。

だが、翌日から足腰の痺れが増している。

そういうものだろうと、納得。

それ以上に、雪解けの花達に出会えたことの感動が、私を支えてくれている。

 

さて、次の花に出会えるのは、手術後の6月だろうか?

「手術」は、次なる花との出会いを叶えるためにある。

6月に、また、配信したい。