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授業で出会った子供達の言葉、表情、そして児童文学の紹介など、
小学生をお持ちのご家庭に情報を提供していきます。
また、子供達の社会環境や自然環境についても発信し、皆さんとご一緒に、子供達の生きていく時代を考えていきたいと思います。

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新緑三昧の連休だった。

この数年間、連休は雪解けのカタクリを撮り、車中泊で十日町市の棚田に足を延ばしてきた。

だが、カタクリの開花が早まったため、今年は、この恒例の行程を変えた。

前半は、昨年行けなかった福島県矢祭山。山一面がヤマツツジに覆われる。

後半は、数年ぶりに北アルプスを展望することだけを決め、車中泊で「行き当たりバッタリ」のカメラ旅をしようと計画した。

 

先ず、矢祭山のツツジ。

登山口は公園になっている。

 

やがて、山道の趣が増してくる。

眼下の展望を楽しみながら歩くが、標高383mとはいえ急登が多い。

      

下から見ると、こんな山容になる。

いくつかの散策路があり、いろいろな楽しみ方のできる山だ。

 

さて、後半。

北アルプスを展望する場所は、お気に入りの小川村だ。

長野市と白馬村の中間にある美しい村で、一番高い所は標高600mを超える。

空気がひんやりとした朝7時に到着。数年ぶりになる。

ところが、当てにしていた菜の花畑は、ここだけ。

菜の花畑を前にして北アルプスを堪能したいという気持ちは、見事に崩れた。

仕方なく、ここで一枚を収め、急遽予定を変更することにした。

 

ならば、ここから近い奥裾花自然園はどうか?

調べてみると、ちょうど水芭蕉が見頃を迎えたとのこと。

早速、車を奥裾花渓谷に向けた。

 

この渓谷は、褶曲した地層が表に表れており、太古からの地球史を感じさせる。

左右の地層を見ながらゆっくり車を進める。

やがて、自然園入り口に到着。残雪に桜と新緑が映える。

 

のんびり1時間ほど歩くと、水芭蕉の咲く湿原に着く。

 

行きには気づかなかったが、帰り道で、斜面にびっしり咲いたキクザイチゲの群落を見つけた。

こんなに青紫の色の濃いキクザイチゲを見るのは初めてだ。

 

そして、午後は白馬村でのんびり時間を過ごし、お目当ての新潟県十日町市に移動することに決めた。

十日町市はいたるところに見事な棚田があり、特に星峠はカメラスポットとして有名だ。

朝霧が発生し、そこに朝日が当たると見たこともない幻想的な風景が浮かび上がる。

初めて来たときの1枚をご覧頂こう。

あの時の感動が忘れられず、その翌年も来たのだが、霧は出ず。

今回で3度目になる。

朝4時にカメラを用意したが・・・やはり霧はでていない。

 

数十人のカメラマンも、日の出が過ぎると、次々と落胆して帰っていく。

落胆した私は・・・ならば、新緑を収めようと思い立ち、あちらこちらを探索してみた。

棚田の周辺にはコゴミワラビなどの山菜がびっしりだ。

葉を広げたコゴミが逆光に輝く。(右下は食べごろのコゴミ)

伸びたワラビも絵になる・・・と思うのは、山菜が大好物の私だけだろうか?

 

ヤマフジもあちこちにあり、満開だ。

遠目では、あの巨木がフジの木かと見まごう。

巨木に巻き付いたヤマフジの生命力に感銘する。

      

 

フジの花と新緑と青空とのコラボが美しい。

 

フジの花に見とれていて気付かなかったが、足元にスミレの群生があった。

 

そろそろ8時。

陽が回りはじめ、張りつめた空気感も失せてきた。

早めに埼玉に戻ることにした。

 

帰路で出会った魚沼スカイラインを走ってみることにした。

眺めが秀逸だった。

上越の山並み、目の前の越後三山巻機(まきはた)山、そして浅間山も。

車も少なく、沿道には太いワラビが続き、取り放題だ。

リュックにいっぱいのワラビをお土産に帰路を急いだ。

 

5月~6月は、やはりツツジ科の花の見ごろが続く。

入念に計画したい。