こんにちは、エドゥアルド・ルイスです。この夏の暑さといい台風といい地震といい最近の天変地異にはほとほと参りますが、頑張って乗り切っていきましょう。
さて、そんな時節の挨拶みたいな枕から、今月の先月買った本リストを始めてまいります。
貨物列車の歴史を貨車や物流の仕組みといった視点から読み解く、今年3月に出された新書。昨今人手不足ともからめて取り沙汰される2024年問題との関わりにもスポットを当て、物流の一翼を担う貨物鉄道のあり方を探る助けになっています。
『貨物列車のあゆみ 鉄道貨物の歴史と未来』
小島英俊
交通新聞社新書
かの西村京太郎も扱っていない(笑)と作者の真保裕一さんが複数の媒体で自負されている通り、JR貨物を取り上げた点が異色の鉄道サスペンス。冒頭の地図を見ると文字通り本州を縦横断していてスケールも大きいです。
『シークレット・エクスプレス』
真保裕一
毎日新聞出版(毎日文庫)
実はこのブログを始めるはるか前に『ホワイトアウト』を読んだのですが、そのどんでん返しに舌を巻いたのを今だに覚えています。この快感が本作でも味わえるか、期待ですね。
百年も続いた戦国時代でも稀というべき大名対忍者のおおいくさ、天正伊賀の乱。その終結が前半の読みどころ。いよいよ伊賀生れの信長の忍び・千鳥と天下統一を目指す男・織田信長の物語に重大な一区切りが訪れます。
『信長の忍び』(21)
重野なおき
白泉社ヤングアニマルコミックス
冷静に見まわしてみるとスペイン語の入口となる文物は数多くあります。フラメンコ、料理、ガウディ建築、マチュピチュ、そして、ルチャリブレ。男と男の肉体と魂がぶつかり合うのが目撃できる本書もレシート見たら語学書に分類されていました。ああいう熱狂の中で出てくる表現って辞書や教本には滅多に載らないので助かります(爆)。
『新日本プロレス 英語&スペイン語「超」入門』
濵﨑準之助 元井美貴(監修)
株式会社アルク