とけちゃう・・・ | 発達促進研修&講座プログラム提供ブレインジムハウス/東京/大阪

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あるべきものがそこにないと・・・ 


気づかないうちに必要だったものが


とけてしまうと・・・



とても 困ります


そして、そのために避難生活を余儀なくしているイヌイットさんが600人います


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ブログを作り始めて通算6年目になりますが


毎年アップする言葉があります

(昨年はアップしてすぐに削除しました)


それは一休禅師の有名なセリフです


『正月や 冥土の道の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし』


いくらとんちの達人でも、正月から骸骨を杖の先に置いて


ウキウキ気分の町人で賑わう街中を ブルーにさせる一言で歩くのは


ひねくれているように思えます


子供のときに一休さんのとんち話がアニメ化され


毎週楽しみにしていました


その中でも、とても印象に残ったのは


やはりガイコツを示して歩く姿でした(アニメでは子供の姿で歩いていましたが)



時代背景もあり、母と離れて身を隠さなくてはいけなかった立場や


禅修業を通して培った物事を多角的に見据える力を備え


室町時代を憂いる立場の一休さんにすれば


同じ正月とて現実を生きる事となんら変わりないものだと


諭したくなるのかもしれません


イベントを楽しんだり、年頭に心機一転を測るということを否定しているわけではなくて


現実をみてごらん、夢に酔いしれていないで


という意味で次のように続けています


 およそ人生を考えてみるとき

はたして夢でない確かなひとときというものがあるだろうか

人生はすべて夢まぼろしの連続であり

どんな人間も五色の皮で包まれて


いる。この身もひと皮むけば骸骨でしかないではないか

どんな美人でも死ねば白骨、早く目を覚ませ



     年をとるほど あの世は近い


          骨になる前に 目を覚ませ




この人生で 何を成し遂げたいのか


新年の抱負を語るとき、本当にそのことを現実化したいのか


考えさせられます


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暮れの25日 クリスマスに 山里の小学校へ仕事にでかけました

体育館のステージは足の裏から冷たいエアコンの風があがってくるようで

体育館に響く声さえ凍ってぱらぱらと落ちるのではないかというイメージでした

(はじめ人間ギャートルズみたいに)


その小学校の階段の踊り場の壁に、ニュース記事が掲示されていました


南極の氷河が溶けて、海面の水位が年々上昇していて

600人が住む島(名前を忘れてしまいました)の住民が本土に強制移住となったという内容でした


冬の間、島の周りを氷河が多って荒波から島を守っていました

ところが、冬になっても氷河が島の周りにないために

激しい波が海岸線を浸食するようになってしまいました


それほど遠くない未来



この島はあとかたもなく消えてしまうそうです


まだ狩猟で生計をたてているイヌイットは、氷が厚く氷結しないため


転落事故が増えているということもあるそうです



環境破壊、地球温暖化・・・


ヒトが地球上で生きている事そのものが環境破壊という見方もあります


今、電気をつけ、エアコンを使いながらパソコンを使っていることも


大きな矛盾が存在します・・・


現在進行形で、文明から少し距離をとっている人たちの生活をおびやかしています