早いもので、今年ももうあと余すところわずかとなりました。 みなさまは年末、いかがお過ごしでしょうか?
 

今年は、3月に「摂食障害から回復するための8つの秘訣」が3回目の増刷になりまして、多くのみなさまにお読みいただいていることを、本当に嬉しく思っております。ありがとうございました。

現在、この本を参考に、YouTubeもお届けしておりますが、改めて回復に必要な項目が凝縮している、と実感しております。




また、日本のみなさまとも、個別にお話をさせていただく機会が多くなり、個別プログラムでも、日本の現状をたくさん聞かせていただいております。。



そんな中で感じることは、日本でもぜひ 摂食障害治療分野において、

『Compassionate Care』を大事にしていただきたいな、ということです。



アメリカでは、精神科においても、摂食障害治療においても、一般の医療においても、この考え方は、必須です。


Compassionateとは、「思いやりのある」と訳されますが、「心の通じる、思いやりのあるケア」という感じでしょうか? 

いかがでしょう? 


日本の治療は、とかく、罰則的になっていないでしょうか?


摂食障害治療のマニュアル通りにすればいい、という罠におちいっていないでしょうか? 


きちんと「回復」というゴールを見せてあげることができているでしょうか?


摂食障害思考、行動には厳しく、ご本人には優しく、一番の理解者になる、ということができているでしょうか?
 





寅年の来年、いよいよ厳しい冬を超えて、新たな成長に向けて動き出す1年になるそうです。

どんな2022年になるのか、楽しみですね!



どうぞみなさまも、お体に気をつけて、素敵な年末年始をお過ごしくださいませ。



摂食障害ホープジャパン
安田真佐枝