これが過ぎたら、また他校の試験が開始される。するとまた休みとれないなあ。
という事でちょっと無理して江戸川土手を久しぶりにサイクリング。
ああ、この景色、久しぶりだなあ。夏草がまだまだ青々と茂って風にそよいでいる。
この道をどこまでもまっすぐだ。
ああいい景色。あれ?真ん中になにかいる。
ああ、ネコさんですなあ。のどかだなあ。
と、ここで自転車の異変に気付く。やけにガタガタする。あ、パンクだ!
あああ、修理用品は何も持ってきてないぞ。うかつだった!
すぐに、スマホを取り出して周囲に自転車修理ができるところがないか、検索。
(なんて、便利な時代になったんでしょう!)
と、ここから6キロくらいの所に自転車修理をやっている店を発見。
自転車をだましだまし修理屋さんに向かう。
良かった!日曜だけどやっていた!
「これは虫ピンが劣化しているだけだね。交換するね。念のためにチューブも水に
つけて空気漏れがないか確認しておきます。帰りにまた空気抜けるのも嫌でしょ?」
というわけでお任せ修理。結果、異状なしで、虫ピン一つで修理代金1650円だった。
ええ、「ありがとうございます。助かりました。」と言って店をでましたとも。
ああ、だけど、虫ピン(一個100円程度)があれば、自分で簡単に修理できたなあ、
とか、思ってしまった。
さて、この時点でもう午後3時半。実は昼飯も食べてない。修理屋さんの周囲には
中華店が2店あったが、両店とも「時間外」になっていた。
まあ、このまま土手に戻って、サイクリングを続けよう。たしか、関宿に行く途中で
お店があった。おそらく、同じように今の時間は店を閉めているだろうけど、夕方
通過するときにはもう開いているだろう、とひたすら走った!
ところが・・・・・天気予報は曇りだったのに、雨が降り始めた!
この時点で午後5時。その上、致命的な事に気がついた!なんと!
眼鏡がない!サングラスと眼鏡を交互にかけ変えていただが、
気づかぬうちに眼鏡を落としていたようだ。ああ、なんて日だ!
さすがに、もう戻るしかない。
カバンに入っていた、大きなビニール袋(柏ごみ専用ゴミ袋)を取り出し
カメラ、レンズ、双眼鏡等、濡れてはいけないものをみんなそこに突っ込んで
カゴに入れ、帰路についたのだった。
雨は降ったりやんだり、その上だんだん暗くなってくる。メガネは探さねば
ならず、雨中、ずっと路面を見つめながらひたすら走った。
そうだ、土手の途中に二か所の神社があって、その両方とも拝ませて頂いた
から、その時かも・・・・とかぼんやり考えた。ただ、路上で落とした可能性
も排除できないし・・・・暗闇せまる路上をライト全開、サブのライトも
点灯させ、探しながら走る。雨中、なかなか厄介であった。
一つ目の神社。なし・・・・・
さて、二つ目の神社・・・・(もう、まっくら) さあ、さがすぞ!
おお、ここら辺はあまり雨が降っていないなあ。雨は局所的なもの
だったか。
と鳥居の入り口に自転車が差し掛かった時、足元で
「バキッ」と変な音が鳴り響いた・・・・
とんでもない嫌な予感を胸に秘め、自転車の足元を見ると・・・・・
そこには、変わり果てた愛眼鏡の姿が・・・・・
ごめんね、これじゃあわからないよね。ええ、カメラのフラッシュをたきました。
ああ、俺は、10キロ以上、必死で探し続け、その結末として、自分自身で愛眼鏡に
突っ込んでいってピンポイントでぶっ壊したのか!いったいどんな確率だよ!
ああ、だけど、神社にお参りした後に落としたようだから、きっとこれは吉兆に
違いない。何かの厄落としだったのだ、きっと。と気を取り直して、そろそろお腹
と背中がくっつきそうな状態で食べられるところを探したのだった・・・・
で、その神社の近くにあったラーメン屋さん。この時点で午後6時30分すぎ。
朝は軽くクルミとヨーグルトだけだったし、昼飯もまだ。まあ、今日はこれで夕飯も
一緒だなあ。ああ、この一杯はいろんな意味で五臓六腑にしみわたるなあ。
餃子はやっぱりはずせないなあ。
まあ、なかなか大変な一日でしたが、こんな日もあるさ。
記憶にのこる一日ではあったね。今日の事は「厄落とし」だと思って
また明日から頑張るさ!