中学時代の友人たちと、久々の旅行をしてまいりました。
例によって「青春、プレイバック!この前は臨海学校プレイバックだったから、
今度は林間学校プレイバック!だ。」と、中学時代に行った「菅沼キャンプ場」へ。
天気予報は極めて悪い。着いたとたんに現地予想は雨。夜半に雨が上がって、翌日
は午前中にまた雨。その後本降り、というとんでもない予報だ。
まあ、雨もまた一興。これを逃したら、また3人の予定を合わせるのは至難だしね。
で、強行軍と決め込みました。
まず、途中、私の発案で、途中寄り道をして、茨城県の「古河」に立ち寄り、
「丸萬餃子」なるものを食すことに決定。
わざわざ寄り道したのには深い理由があるので御座います。実はわれら柏育ちの
オヤジには、「ソウルフード」というのが御座います。そう、それこそ「ホワイト
餃子」なのでございます。ただ、ホワイト餃子を食べ始めてから50年近く、少し
ずつ、少しずつ味が変化していったように思うのです。まあ、ほとんどの人は気が
つかなかったようですが・・・・・
なんと、あるとき、おっちゃんたちに交じって、キャピキャピの女子高生たちが
ホワイト餃子を食べていたので御座います。
何かがおかしい、何かが変だ・・・・そして私はやっと気づいたのです。
「これは、俺らが昔食べていた、くせの強~い、ニンニク臭~いホワイト餃子と
は違う!」と確信したのです。それからは、いろいろ自分なりに
ネット調査をすすめ、どうやら昔のホワイト餃子は、ニンニクたっぷりなだけで
はなく、かなりシナモンが入っていた、という事まではわかりました。
で、ある時、塾仲間の勉強会が古河でありました。その時、主催した塾の塾長
が、「これ、古河名物、丸萬餃子。みんな食べてみて。」と持ってまいりました。
なんと、それは、まんま「ホワイト餃子」ではないですか!
で、食べて二度びっくり。それこそ、はるか50年前のホワイト餃子の味に近い
ものだったのでございます。ニンニクこそ弱かったものの、シナモンが効いて
いて感動もの。そのニンニクも「ニンニクすりおろし」の壺が別に置いてあり、
各自いくらでもタレに入れられるように用意されている。ええ、もちろん
「これでもか!」というくらい、ニンニクをタレに入れましたとも。
「あああ、懐かしの餃子の味だあ」とむせび泣きながら食べたのでございます。
で、このことを彼らに話したら、「俺も食べたい。」という事で、古河に立ち
寄ることになったのですが、予約しようと、古河市に入ってからお店に電話をしたら・・・
「午前11時半から開店なので、もう予約できません。だいたい30分くらい
待ってもらう事に・・・・」とのこと。キャンプ場に到着する時刻を考えると
難しい。でもネット情報だと、近くのイオンに支店があるような事が書いてある。
「よし!とりあえず、近いようだからそのイオンに行って餃子を堪能し、ついでに
キャンプの食材をゲットして行こう!」という事になりました。
ところが・・・・・イオン内を散策しても丸萬餃子はみつからず・・・・
店員に聞いてわかったことは・・・・「丸萬餃子は販売しかしていない」とのこと。
しかたないので、それを買ってイートインで食べたのであります。
もちろん、後付けの「すりおろしニンニク」などあるはずもなく魅力は
半減だったのでしたがね・・・・
まあ、いつかリベンジだね。これがその時買った丸萬餃子。どっから見てもホワイト
餃子でしょ?
さて、急いで食材を購入し、出発。
後は高速で、まっしぐら。なんとか夕刻4時ごろ、現地に到着したので御座います。
みよ、この幻想的な菅沼を。
沼の中には何やらザリガニが・・・・これはウチダザリガニ。「湖のロブスター」
と言われるほど美味なのだそうです。
で、本降りになる前に記念撮影なども。寄る年波にはかないませんが、それでも
今日は「中学生」に戻った気分で。そう「菅沼か、何もかもすべて懐かしい・・」
宇宙戦艦ヤマトのノリで。雰囲気いいなあ。
で、すぐに夕飯の準備。オヤジたちの宴のはじまり~♪
いや~、飲みまくり、食いまくり。中学当時の思い出話も、今の仕事のお話も
楽しい話満載でございます。ついでに焚火なども。雰囲気良いなあ。
焚火はずっと見ていられるね。なんか吸いこまれそうだよね。動画なども。
明日、天気が良ければ軽登山で上の五色沼まで行きたかったのだけど、予報は
雨だからなあ。とりあえず12時ごろには寝てしまいました。
さて、朝7時。野鳥のさえずりが素晴らしい。こんな目覚めを待っていた。
さっそく朝食を。ただし、昔と違ってあまり食べられないし、時間もない
ので、ホットサンドなどを。このままもう一枚パンを乗っけて焼く。
さて、本来は軽登山したかったけど、予報が雨なので、しかたなく、温泉に
入って帰ろう。だけど、なんだか天気良いなあ。とりあえず、また菅沼の写真を
撮ってから帰ろう。くもりの時は神秘的、晴れた時はすかっと爽やか。
菅沼はやっぱり最高だなあ。
さあ、温泉地に向かい、ゆっくり湯につかる。野菜が思いのほか安く、お土産
に購入。
で、帰宅途中に美味しそうな蕎麦屋さんみっけ。
雰囲気あるよね。
古民家をそのまま 蕎麦屋さんにした感じ。お客さん一杯。
天ざる蕎麦注文。うまあい。
そして、なんと子の蕎麦屋さんの真ん前が大きな滝になっていて、奇岩もたくさん
あって、かなり大規模な奇観なのだった。
なんか、突然異界。
人の顔のような奇岩。
こんなのがわさわさ
思いもしなくて、なんだかすごく得した気分。
そして、帰路に就いたのだった。結局雨はほとんど降らず、あのまま登山して
おけば・・・とかの意見もでたけど、まあ、かなり凄い景色も見られたし、
蕎麦も美味しかったからよかったか。来年くらいにリベンジだな。
「オヤジたちの青春プレイバック!林間学校リベンジの旅」だね。