いやいや、とうとう「地獄の夏期講習」が始まってしまいました。

更新できなくてすみません。

さて、ところで夏期講習中と言えども、どうしてもしなければならない

仕事があって・・・・・

 

実はお墓の事なので御座います。母が他界して、納骨して・・・・

その時の事です。納骨は、もちろん、菩提寺出入りの石材店に頼んだ

のですが、その際

「納骨室がしけっていますね。全部直した方がいいですよ。」とか

言われたので御座います。見ても中に水など溜まっていない。

「湿っていると、お骨が早くダメになります。」とか言っている。

「直す費用は百万円です。」とも。

 

納骨室(カロート)は、ご存じだと思うが、墓石の下、つまり地下

にある。通常、湿っていて当たり前なのではないのか?それとも、

最近、私の知らない特殊技術によって、ソーラパネルかなにかを

使って、納骨室は常に乾燥状態になるようになっているのか?

大体、お骨は常に新品同様になっていなければいけないものなのか?

 

その時はこちらの心もかなり弱っていたので、「ではお願いします。」

とか言いそうだったが、ぐっとこらえて、「後日検討させて頂きます。」

とお茶を濁した。

 

さて、その石材店の、また違った方が、後日営業を掛けてきた。

「納骨の際に思ったのですが、納骨室が狭いので、この際大きくしたら

いかがですか?このままだと窮屈なので、地震か何かあると、棚から

骨壺が落ちますよ。」「それに、墓石の外柵もガタが来ているので、

全部直しましょうよ。一括で70万でいいです。」

 

納骨室は、棚があって納骨を入れる場所は二段になっている。現在

その上の棚に三つの骨壺が収納されているのだが、まだ余裕がある上、

下段は空だ。

それに・・・・我が家はみな独身で、残り3人。大挙して納骨室に

入居する事はない、と思うのだ。

 

菩提寺は、柏ではかなり名の通った寺(名刹と言っていいのかどうか

は、わからないけど)なのだが、出入りの業者とはどういう関係か

興味あるなあ。

 

さて、納骨室はそのままでいいが、確かに石造りの「外柵」は、

そのままにはしておけないなあ。しかし、出入りの石材店に頼むと

絶対に、納骨室とのセットを申し出てくるのは必然。

 

というわけで、修繕は自分でやろうと決めていたのだ。

 

で、夏期講習期間中、なけなしの休みの日に、修繕を決行する事にした

のだった。とりあえず、修繕用品をそろえるぞ。

 

これ、墓石専用の接着剤。セメントと違い、いつまでも弾力性を保ち

地震などでも割れない優れもの。近くのDIYの店では(プロ用に店に

すら)なく、ネットで取り寄せた。

見よ!この「破壊しよう」、おっと誤変換。燦然と輝く「墓石用」の文字を!

さて、先週の土曜日、お寺に侵入。

この外柵の親柱がぐらぐらする。(それも左右とも)

さて、蚊取り線香を焚いて作業開始。(これ、モンスーンという蚊取り線香で、

ジャングル仕様、夏の虫にも怖いものなしです。)

さっそく、とんでもなく重い親柱を持ち上げる。

来る途中、100円ショップで購入したブラシで水を掛けながら泥を良く落とす。

もうね、「炎天下」という言葉はこの日のためにあったのだ、というくらいの

好天でね、死にそうでしたよ。「玉のような汗が吹き出し、滝のように流れ落ちる」

というのを久しぶりに経験したね。おかげさまで、30分も待つと、水で洗った

大理石がカラカラに乾いてくれました。で、例の接着剤をたっぷり仕込んで

組み立て終了。

大量の接着剤があまったので、ついでに、「墓石」がぐらつくのでこいつも修繕。

マスキングテープを貼って、と。

そこに、接着剤を流し込み、

こてで、整えて、と。

後は、乾くのをまって、テープを剥がして完成。我ながらうまくできたぞ。

あの世のかーちゃんが「やればできる子だ」と、あちらで思ってくれたら

おいらは嬉しいよ。

 

さて、ここまで炎天下で2時間半。さすがに、死にそう。ああ、そうだ、今日は柏

祭りの日だ。このままちょっと祭りを覗きに行こう。

しかし、なんだか例年に比べて人が少ないね。まあ、この地獄の炎天下だからなあ。

もうね。やるべきことはやってきたから、後は屋台で、高いクラフトビールや

地ビールを飲みまくりましたよ。食べ物も思いっきりぜーたくして、焼き鳥から

始まって、餃子やフランク、ウナギの肝焼きやら、牡蠣の串焼きやら、生牡蠣の

とんでもなく大きなのやら、もうこれでもかってくらい、(何かはじけちゃった

感じで)食いまくりました。↓これはウナギの肝串

生牡蠣 この大きさを見よ!俺の手よりも大きそう。

下手をすれば、業者さえ選べば、この日の飲み食い代で、墓の外柵修理など

出来てしまったのではないだろうか・・・・・

途中、町会長にも出会えて、一緒に乾杯。なんでも「ご当地アイドル」が出る

とかで、なんでも同じ町会のちびっ子アイドルが出演だそうで私も酔った勢いで

駆けつけて

まあ、大変につらかったけど、面白い一日で御座いました。