春分の日は、朝からお墓参り三昧だった。さすがに、この地でうん十年生きていると

「死別」も少なくない。つい先月も中学からの同級生を一人見送ったばかりだ。(このこと

はまたいつか書こうと思います。)

 

で、父親、親戚のお墓参りから始まり、町会で一緒に仕事をしていた近所のおじいさんの

お墓参りや、元商店会のご夫婦(商店会ももう無くなってしまったけどね。)、ご病気で若く

して亡くなられた塾生のお母様や、事故で若くして亡くなられたやはり塾生のお父様や

(お二方とも生前、懇意にしていただいておりました。)、そして最後に隣町にある、

学生時代に良く通ったカレー屋のマスターのお墓参り。

 

マスターのお墓の近くには江戸川があって、最後にちょっと立ち寄りました。川の土手は

日が暮れかかっておりましたが、菜の花がたくさん咲いておりました。

人と死別する、というのは、その人が居なくなる、というより、「二度と会えない」という

喪失感、空虚感が澱のように心にたまっていくものなのだ、と最近思います。

縁があったら・・・・あの世とか、生まれ変わりとか、そういったものが本当にあるのなら

またいつかみんなに会いたいです。