さて、春の桜の花見の時期は「焼き鳥」週間、夏の暑い時は「かき氷」週間、
そして、秋のこの時期は「ぐりとぐらのホットケーキ(パンケーキ)」週間なのだった。
昔は冬に「たこやき」週間を作ったけど、あまりの手間にめげた・・・・・
さて、このために購入した「一升炊飯器」にホットケーキミックスと卵と牛乳を入れる。
よくまぜまぜ
あとは炊飯器にセットして、スイッチポン!40分~50分焼くだけだ。
30分を過ぎたあたりから、教室中甘~い匂いが立ち込め、子供たちの
表情が変わってくる。で、焼き上がり!ふっかふかぁ~
でで~ん!一升炊飯器だけあって、これすごくでかいよ。
これに、「トランス脂肪酸フリー」のマーガリンを塗って、ハチミツをたっぷりかけて
と。
その時の生徒数によって8等分~12等分と変化するのだ。
大量生産!もう、このころには、教室は大騒ぎです。子供たちって、本当に
大きな甘いものが大好きだよね。もう目つきが逝っちゃて「狂喜乱舞」状態。
前にも書いたけど、きっとこれは本能に根差したもので、グリム童話の
「ヘンデルとグレーテル」に出てくる「お菓子の家」が、子どもの時にあれほど
魅力的に思えたのはそのせいなんだろうな。
ちびっ子女子は、「レシピ教えて!」と紙片を持ってくるし、授業の日ではない、外で
遊んでいた生徒も、「なに~!外で遊んでいたらすっごくいい匂いがしたから来ちゃった!」
と入ってくるくらいですから。(もっとも、コロナ対策で常に換気扇を回していて
その下でこれ作っているからなあ。匂いは教室の外にもダダ漏れ状態だしね。)
いつかこの子たちが、教室で食べたケーキを夢にでも見てくれたら嬉しいなあ。
結局、「ぐりぐら週間」で、このでかいのを9枚、個数にして90個近く焼きました。
はい、塾やめたら、きっとパンケーキ屋さんになります。あ、焼き鳥やさんも
捨てがたいなあ。