さて、このトロッコ列車は、今まで何回か書いてきたけど、「長距離トンネル」に

はいると、その様相を一変させる。

そして、そのトンネルにはいるちょっと前に、列車からしか見えない「滝」の横を

通過する。車掌さんはちゃんとわきまえていて徐行運転をしてくれる。サービス

満点だ。

 

そして、トンネル。車内温度は急激に下がり、寒いくらい。音でわかるだろうけど風ももの凄い。

この前は飲みかけのビール缶を飛ばされた。こりゃ、「銀河鉄道」だよね。

 

動画だと低感度で完全には写らないから写真でも。

この幻想的な感じがたまらないっす。

さて、長いトンネルもぬけ、トロッコ列車は上流に向かうのだった。

河原の石がどんどん白くなっていく。これはここら辺の特産、「白みかげ石」

です。学術的には「花崗岩」の一種。特にこの白みかげ石は美しく丈夫で「墓石」

によく使われる。綺麗だねえ。河原一帯白く輝いているのは壮観だ。

 

終点間藤駅までトロッコ列車で行こうと思っていたけど、なんとなく一つ手前の

「足尾駅」で降りる。(実はこの行動があとあと助けとなった。)

それでもって、すぐに来た「反対方向行きの普通列車」に飛び乗り、再出発!

今日はできれば、緑深き湖畔を歩き回りたいのだった。

続く