朝。車の中に入れておいたペットボトルがしっかり凍っている。

周りはこんな感じでございました。

周りの雪が朝日を浴びてみるみるとけていく。その前にいろいろ見ておこう。

とりあえず山頂に向かう。

途中、朝日を浴びて輝く桜の幼木。若い桜の樹皮は、本当に綺麗だね。

だから良く茶筒に使われているんだ。

ああ、頂上はすでに雪はとけている。

いつものように遥か彼方に水平線が光って見える。

はじめて見た時は、「あの光って見える線はなんだ?」と本当に不思議だった。

双眼鏡を覗いた時、「海なんだ。こんな内陸から遥か彼方の海が光って見えるんだ!」

とちょっと感動したことを憶えております。

で、これまたいつものように山頂にある神社にお参り。

さあ、車の所に戻って朝食だ!といっても昨日の残りを温めるだけ

だけど。で、ここで驚いたのは・・・・なんとクーラーボックスに中に入れて

置いた野菜すら凍っていたことだ。こんなことは初めてだ。

いったい昨夜の気温は何度だったのだろう。

温めなおして、新たに野菜や肉やうどんを投入!うっまああああい。

望遠鏡を片したら・・・望遠鏡の下に、わずかに昨夜の雪が残っていた・・・・

さて、いつものように水戸インターから常磐高速道路で帰るのも良いが、

たまには変わった道を行って見よう。で、烏山方面から下道をちんたらと。

こちらも結構風光明媚な場所が多いのだ。これは那珂川ね。

途中、何やら、蕎麦屋さんめっけ。なんか「いかにも」という蕎麦屋さん。

おじいちゃんが一人で趣味的にやっているような感じでございました。

ただ、僕のカメラを見て、猛烈に興味を抱いたようでありました。

で、かつて「キャノンF-1」を使っていたこと、(今から40年以上前の名機です。)

デジタル化の波が来たときに、写真はすべてやめてしまった事、などを話して下さい

ました。まあ、私もその40年前からのカメラ業界の変遷、カメラ史、フィルム現像

からデジタル化のメリットデメリットまで延々としゃべってしまったから、たぶん

相当驚いたと思う。「あんた、話がうまい。凄くよくわかる!」とコーヒーまで

御馳走してくださいました。いやいや、どこに、どのような方が居るかわからない

のが人の世なのですな。こういう出会いは本当に面白い。

お店には、素晴らしいスキーの写真が何枚も飾ってありました。

 

 

作って頂いたトロロそばです。うまぁ。(最初、話に夢中でそばを作るのを

忘れておいででした。ううううう)

そうそう、こんなお店です。「また星を見に来た帰りに寄らせて頂きます!」

と約束して別れたのでありました。

久々に、かなりハードな星見行きだったけど、楽しかったね。本当に

いい一日だった。