受験期で星見どころではないのですが・・・・・

流石にたまには星を見ないとストレスが山のようにたまってくる。

で、センター試験の日、前日はしっかり付き合ってやったので、

今日は休んでも良いだろう、と日曜だが無理して出かけてしまい

ました。どうせ、今日は教室に居ても何もできないしね。

 

常磐高速道で、途中、前方の車が減速。よく見ると前方上空に大量の鳥が。

これはトンビだ。これはかなり閑散としてしまったけど、周りの車がみな減速して

しまうぐらい、たくさん空を舞っていました。なんだったんだろう。

さて、水戸インターで降り、途中の神社で「初詣」

何度も写真を載せたけど、本当に絵にかいたような「鎮守の森」

ご本尊は「香取神社」だ。

えっちらおっちら上ります。

遠く右側にあるのが、僕の望遠鏡を積んである僕の愛車です。

ここは本当に空気が凛としている。まさに「静謐」本当の初詣の時期には

ここにたくさんの人が訪れるのだろうか・・・・・もう何十回となく立ち寄らせて

頂いているが、いまだかつて人に出会ったことがない。

ご神木です。

で、いつものように観測地近くの道の駅で天そば大盛り。うまうま。

今日の観測地はここ。温泉にも立ち寄ったので、到着は夕方だ。

しめしめ誰もいないぞ。

このオレンジ色の稜線がいい。

陽が落ちる前にひとっ走り頂上の展望台まで。

さて、望遠鏡も組み上げ、調節も終わって、夕食。これも冬の定番のもつ鍋です。

最近、もつ鍋の元をスーパーであまり見かけなくなってきたので、内心焦って

おります。

で、一杯飲んで、一時間ほど仮眠を取って、エネルギー満タンで観望

開始!と思ったら、大変なものを忘れて来た。僕の望遠鏡は、高さが

2メートルくらいある。のぞき口も相当な高さだ。というわけであまり背の

高くない私は恥ずかしながら「脚立」が無ければ覗けないのである。

その脚立がない!

しかし、ここまで来て星を見ない、という選択肢はない!というわけで

こんな感じで、クーラーボックスとパーツボックスを組み上げて、なんと

かしました。ちょっと足場は不安定だけどね。

さあ、この後は観望しまくり。久しぶりに堪能いたしましたよ。

それにしても、凍てつく夜だ。その上、誰もいない静かな夜だった。

「無音」という言葉がしっくりくる。たまに吹く風の木の葉を揺する

の音が聞こえるくらいだ。日々、いかに自分の耳が雑音に覆われて

居たのかが実感としてよくわかる。「音圧」から解放されるこうした

時間がとても貴重なものだと思われたりするのだった。

で、例によって、遊びで天体写真などを。これ、カシオペア座と

北斗七星だけど、わかります?

例によって、親切な私は星座線を引いてあげましょう。凄いね。

持って行った広角レンズ、ぎりぎりで入った!カシオペアあたりが

なんとなく明るく曇って見えるのは天の川です。

今回は、北極星(ポラリスでぇ~す)の見つけ方も。黄色の線を引いて

わかりやすくしました。

上の星座線と北極星の見つけ方を頭に入れて、下のもうちょっと時間の

たった星座線無しの写真を見て「星座」や「北極星」発見のチャレンジ

をしてくださいね。

さて、朝。4リットルペットボトルに水を入れておいたのだが、見事に凍って

いる。寒かったわけだ。

望遠鏡にも霜が付きまくり。

現場はこんな感じでしたよ。

さて、急いで帰るぞ。

で、帰ってみたら・・・・忘れた脚立が出しっぱなしだった。うううう。

直ぐ授業できつかったけど、久しぶりに星を堪能出来て良かったなぁ。