というわけで、模型とパネルと劣化標本(それでも標本類のなかでは

最高の出来なのだろうけど)でしばらくお楽しみを。

ダイオウホウズキイカ。有名なダイオウイカよりはるかに胴体が太く

重量もある。

こんなにでかいっす。

これも有名な「ダイオウグソクムシ」

一キロのワラジムシって・・・・・

「コンゴウアナゴ」 これはいつもは捕食される側の弱い生物なのだが、いったん

弱体化した相手には集団で襲い掛かり食べつくす。弱った大型魚には、鰓から

口から入り込み、内臓を食いちぎってしまう。寄生虫って、こうやって生まれてきた

のだろうか・・・・

 

 

これは、「ゴブリンシャーク」と異名をとるミツクリザメの模型。

え?なんでゴブリンシャークだって?

だってこれだもの。

その他、「深海生物発光の理由」はけっこうおもしろかったよ。

下から捕食者に見られると、シルエットとなって一目で発見されてしまう

から、シルエットを消せるほどのわずかな光で姿を消す、なんて凄いよね。

その他、深海の生物だけではなく、地質的な見地や、資源的な見地から

いろいろ展示がしてあった。

これは東北大震災の時の海底だ。

海底に亀裂が入っているのがよくわかる。

ちなみに、それを撮影した日本の誇る「深海6500」のレプリカ。

熱水噴出孔。いわゆる「チムニー」

ここで地球の生物は発生した、という説がある。

また、深海はレアメタルの宝庫だ。これが採掘されるようになったら、ほぼ

未来永劫、日本はレアメタルに困ることはないだろう。

ただ、採掘には、深海の環境を極力攪乱させない方法を取ってほしい。

深海の環境はいったん乱してしまったら、たぶん数千年単位で戻らない気が

する・・・・・私の勝手な予想だけど。

で、お土産。ダイオウグソクムシではないけど、オオグソクムシ煎餅。

8枚で1,080円って、高くないですか?

二箱買って、早い者勝ち、ということに。味は海老煎餅でございました。

まあ、けっこうおもしろくて、ためになりましたよ。