というわけで、この前も星が見えなかった。そうねぇ、もう半年くらい

まともに星を見ていないのではないかしら・・・・・・

で、月が夜中まで出ているので、「観望不適」の日ではあったが、

晴れそうなので、かなり無理して久々の「那須」へ。

「那須」は空は最高なのだが、クマもでるし、環境がかなり厳しい。

いつも行く「八方ヶ原」や「尺丈山」がハイキング気分なのに比べると

「登山」の雰囲気が濃厚になる。でも、せっかくのお盆休みだからね。

 

で、さっそく那須は温泉でしょ。観光案内で、日帰り温泉場所を尋ねる。

で、すぐ前が有名な「鹿の湯」だそうで。400円払ってチケットを購入し、遊歩道みたいな道を行く。

おお、いかにも、温泉の湯治場っぽい。

残念だけど、中は撮影禁止でした。ああ、せっかく防水カメラ買ったのに。

さて、温泉の湯は典型的な「硫黄温泉」で、卵の腐った臭い濃厚。これはかなり効きそうだ。

で、温泉でまったり浸かったあとは、日が暮れないうちに車で頂上を目指すのだ。

で、途中の展望台。

動画だとこんな感じ。

ところが・・・・・

ここはなんと「恋人たちの聖地」なんだそうだ。よく見ると、この二人も、なんだか怪しい雰囲気だった・・・・・

で、「独り怪しいオヤジ」がこんなところで油売っているわけにもいかず、すぐに頂上を目指す。で、日が暮れる前に望遠鏡の組み立て調整だ!

で、いつものようにステーキを焼く。今回はポークステーキとビーフステーキの二本立て。

交互に焼いて、「ウルトラまいうぅ~」

で、酔いも回って、いつもの睡眠不足と運転疲れ、湯疲れがすべて重なって車中で1時間ほど爆睡。どうせ、遅くまで月が出ていて星は良く見えないのだ。

で、夜8時ごろ起きてみると・・・・月がまだ煌々と照っているのだった。これもこれで風情あるけどね。

月が沈むのは深夜0時頃。それまでは、この前オークションで落札した望遠鏡の

整備をする。光軸が狂っていて、詐欺まがいの品だったが、しっかり調整すると

なんとか使えるようになってくれた。「道具」というのは、手をかけてやるとしっかり

応えてくれるね。

さて、いよいよ月が沈む。異常に流れ星が流れるなぁ、と思ったら、そうだペルセウス

流星群の日だったのだ。すっかり忘れていた。ただ、例の2001年の「しし座流星雨」を

見てしまった身としては、もうたんなる流星群など、興味の対象ではなくなってしまった

のだった。その時の写真をお見せしますね。これ僕が珍しく天体写真を撮ったものです。

この時は、本当に流れ星が「雨」のように降ってきたなぁ。こんなのが見られて、今まで

生きてきて良かった!と思った。天文屋としては、「もう、思い残すことはない。このまま

逝ったら、間違いなく成仏である。」とまで思ったのだった。

で、月も沈んで観望開始!すっげー天の川のくっきり感!天の川が本当の雲のようにモクモクしてる!やっぱり那須の空は一味違うなぁ!

夜の観望風景。目が刺激されないようにライトは赤色を使ってます。

ああ、3時ぐらいまで星を見まくった!もうしばらく見なくても大丈夫だろう。堪能堪能。

ついでに流れ星もたくさん流れたしね。

で、朝。こんな感じです。

帰りはちんたら帰って、ゆっくり休ませて頂きました。ああ、良いお盆休みだったね。