そんなに熱くなくっていくらでも入っていられる。
でも出た後で、体中から汗が吹き出す感じ。
とにかくいい温泉。風呂あがりのビール、最高。
ここが休息所。凄い立派な作りでしょ。
で、他に何が良いって、田舎過ぎて交通の便も悪い
ため、お客があまりに少ないってところ。
露天風呂なんて、こんなに良いのに、ほとんど貸切状態
なのであった。
ここの唯一の弱点が、「食事」
まあ、もともと本格湯治場だったからしかたないのだが、
いちおうこの温泉に作り付けのような「食事処」がある。
しかし・・・・・う~ん、なんと言ったらよいのか、あまり味が・・・・
でも、こんな本格的な「炊事場」が完備しているのだ。
この台所を(客もほとんど居ないので)一人で自由に使える
喜び!すっげー
見よ!このガスコンロ。10円入れてレバーをまわすと
10分間ガスがでる。これ、カセットコンロよりも割安なのでは
なかろうか。
で、家から食材を持ってきたのであった。といっても
流石に、温泉出た後、手間ひまかける気にはなれないので
「かな~り高級チルドパック」を凍らせてリュックに忍ばせて持ってきた
のであった。けっこう高いだけあって、味では高級レストランにもけっして
引けは取らない。で簡単調理で、盛り付けして20分で完成。
うっまぁ~♪♪
で、湯治場の部屋。簡素ではあるが、僕には十分。
何度も何度も温泉に入って、すっかりくつろいで夜は酒を飲みつつ
久しぶりに音楽を聞いた。これには、僕が中学の時から今までに
気に入った曲がほとんど入っている。いつもは音楽を聞くゆとりなんて
全然ないからね。あああ、くつろぐのう。
う~ん、列車に乗る時間に間に合いそうもないね。うまいコーヒー
を飲んでから帰ろうと思っていたのだが。残念。
さあ、早戸駅。駅舎、というか、待合所が、まるで犬小屋みたいに
小さい。
途中、例によって断崖の上を走る。
この線路引いた人は本当に命がけだったろうね。
で、夜8時過ぎ、柏に到着。ああああ、なんだろうね。この
光と喧騒の洪水は。けど、僕が生まれ育った街ではあるから
これはこれでいつか懐かしく感じることもあるんだろうなぁ。
とにかく、帰ってまいりました。わが街に。
確定申告、春期講習、新学期準備等、まだまだ忙しい状態だけど、
それでも無理して休みを取ってよかったなぁ。やっと人間らしい心の
ゆとりが取り戻せた気がする良い旅だったね。