なんかかんかと忙しい。けど、週に一回は近場でもいいから
外に出ないと煮詰まってしまうま。もうすぐ本格的な梅雨で
出づらくなってしまうし・・・・・
で、またまた渡良瀬川へサイクリング。この時期、桑の実も
拝めそう。
でいつものように境の土手から。向こうに見えるのはいつ
もの関宿城。前の川は利根川。ここらへんでいつもの江戸川と
合流している。
梅雨時とはいえ、今日は意外に天気がいい。遠景の山並みが
望めるぞ。さあ、あの山の麓まで!
いたるところにソーラパネル群があるぞ。ああ、もし、蓄電の技術
が完成したら、夜や天気の悪い時も電気が貯められて、ソーラー
だけでそうとう日本の電力がまかなえるのになぁ。そしたら化石燃料
や原子力に頼らなくても生活できるのに・・・・などの夢物語を夢想
しながらチャリをこぐのであった。
さあ、ここから利根川は渡良瀬川に変わる。千葉を流れる利根川
は、実はこれより上流の利根川と渡良瀬川の合流であんな水量に
なっているのだ。
で、ここで、ちょっと寄り道。例によって古賀駅の前にある友人の
理系専門塾に足を運ぶ。土手からちゃりで10分程度だし。
でかいよなぁ。だけど、この4階建てのビルの1、2階しか使って
いない。(塾として)。なんかもったいないよなぁ。それに正面から
の看板も小さいのしかついていないのももったいない。
で、今日は本人に出会うこともなく土手に戻る。
さあ、遊水地付近。サイクリングロードが紫色に染まっている。
これは、大量に落ちた桑の実のアントシアンの色素の色だ。
時期が遅く、みんな、「レーズン」のように萎びてしまっているぞ。
昔、ここらへんは一大養蚕地だったんだね。一面桑畑で、その桑
がそのまま放置されて街路樹みたいになっているんだ。
おや、まだ木についてるのもある。来年は時期を考えて
収穫してみようかしら。桑の実ジャムとか作ってみようかしら。
で、例によって森の中を通って川辺に。本当に誰も居ない。
しばし野鳥の声や水の流れの音に浸る。ああ、ぎゅっとなって
いた心のおりが、ゆっくりととけていくのがわかる気がする。
さて、森の中で、見たもの。
何のへんてつもない「コガネムシ」だが、なんて綺麗なんだろうね。
これって、きっと『デザイナー』が居たりするんじゃないですかね?
よく、「宝石のような」とたとえられるけど、本物の宝石もこんなに
神秘的な美しさは持ってないと思うぞ。
ちょっと気持ち悪いかもしれないが、ヤマナメクジが、落ちた
桑の実を食べていた。これ、まだ子供。大きい奴は、15センチ
を超える。手のひらいっぱい、と言う感じになるよ。体のわりに
顔が小さいのが特徴。
で、気づいたのが・・・・・・
やたら、アメリカザリガニのバラバラ死体に出くわすのだ。
必ず、やわらかい尾の部分が無くなっている。
これは、子供のいたずらではなさそうだ。
というと、犯人は・・・・・・
カラスだろう。サギ類は、丸呑みするはず。
水面近くのザリガニを捕まえ、路上でおいしくやわらかい腹だけ
分離し、食す。最近のカラスはグルメでかなり怖い。前にも書いたけど、
進化の階段を間違いなく一歩登ったような気がする。知能発達
のためか、よくひとり遊びしているし・・・・・・(雪の日、屋根で同じ板っきれ
を何度も使って「スケボー」とかやっているらしい)
で、森の木陰から、小さな沼地が見え、そこになにやら・・・・・
なんだこりゃ?
残念ながら、望遠レンズを忘れ、持参していたマクロ用コンパクト
カメラで撮っているので、写り悪いのはごめんなさい。
たぶん、これウシガエルの群れだろう。本来、ウシガエルは、体
がでかいわりに臆病で、めったに人前に姿を現さない。
これが、、人がいないとこうやってわさわさ集まって井戸端会議
でもしているのか・・・・脅かさないように接近して撮影。
さて、帰るぞ。
帰りかなりつかれて、例によってちょっとお休み。
今日は土手の草地で一眠り。