天気が良かったので、屋上に友人にもらったトウガラシを干しに
行くと・・・・・二階通路の壁面に、なにやら小枝がへばり
ついている。長さは3センチくらい。幅は8ミリくらいかなぁ。

キバラモクメキリガ1
これ、どうみても円筒形の小枝だよなぁ。

キバラモクメキリガ2
けど、よくみると脚のようなもんが小枝から伸びていて
ビルの壁面につかまっているぞ。
これは、蛾だ。蛾が小枝に擬態している!

キバラモクメキリガ3
触覚もちゃんと折りたたんで羽の内側にかくしているんだ。
で、目はどこだろう?

キバラモクメキリガ4
う~ん、わからん。目は生き物であることを端的に表すから
やっぱりわからんようになっている。
どれ正面から。

メキリガ5
見事に「年輪」のような模様までつけているぞ。
目はやっぱりよくわからん。
で、フラッシュで撮ったらわかるかしら。と、夜中に二階通路に
行ってみると・・・・しめしめ、やっぱりまだいた。
フラッシュ一発!大きい目が確認できた。

メキリガ6フラッシュ
で、「今の時期(この時期に活動する蛾はそんなにいない。)」
や「形態(独特すぎ)」「色」等でネット検索開始!
どうやら、メキリガの仲間、「キバラモクメキリガ」のようだ。
メキリガは本当に不思議な形態や模様をしている。

そうそう、去年撮った同じ仲間の「アヤモクメキリガ」の幼虫の写真。
だけどなんでこんな奇抜な模様なんだろう。デザイナーがいるとしたら
ぶっ飛びすぎだろう。
神様は何を考えてこんな模様にするんだろうなぁ。

アヤモクメキリガ
そうそう、この塾の入っているビルには擬態をする生き物が
結構来る。
これは、数年前に撮った「アケビコノハ」。この時は階段の手すり
に居ました。
この葉っぱの形、「葉脈」から「虫食い」まであって、芸術的
だと思いません?

アケビコノハ