星祭の本番がはじまった!
福島のこんな山奥で、こんな盛大な星空パーティーが
行われているなんて普通の人は誰も知らないだろうなぁ。
こちらは、個人の駐車場兼テントサイト。
ここで酒を飲みながら、みんなの望遠鏡で星を見比べるのだ。
「おお!この望遠鏡は本当に良く見える!」みたいにね。
酒も鍋もたらふく持ってきた!さあ、ご同輩!朝まで飲み明かそうぜぃ!
見よ!この星空!中央明るい雲みたいなのが天の川。テントサイト
がこんなに明るくてもはっきり確認できるぞ。
ちなみに下の写真が今回僕が持ってきた自作望遠鏡。
どうせこの後でっかい月が上ってきて天の川とか星雲星団は見えなく
なってしまうので、月・惑星専用機を持ってきたのだ。
ちょっとカメラを上に向けると・・・・・・15秒露出でこんなに
写る。
え?よくわからないって?では親切な私は例によって
星座線を引いてあげよう。アンドロメダ座の大星雲も
二重星団も写っていますぜ。
ああ、本当に楽しい夜だ。年に一回しか会えない仲間
たちと酒を酌み交わしながら星談義に花が咲くのであった。
翌朝、私は早々に望遠鏡をしまい、逃げるように会場を
後にした。そう、台風が迫ってきていたのだ。
後ろ髪をひかれる思いだが、やはり柏は福島から遠いのだ。
けど・・・・帰りはやっぱり福島県内くらいは下の道で景色を
見ながら・・・・・ 本当にええ所だなぁ。
いたるところにコスモスが咲き乱れている。
帰り道、小学校を見かけたので、車を止める。
地方の、けっこう自由に設計された個性的な
小学校だ。
ここなどは、柏よりも低いくらいだ。
福島のいたるところにけっこう行っている。原発20キロぎりぎり
のところまで行ったこともある。もちろん測定器を持って。
放射線量は、同じ福島でも場所によって天と地ほども差があるのに
驚く。「柏よりずっと低い」と思うところも多々あるし、いきなり
警報音がなって測定不能になることもあった。
「福島」とひとくくりせず、詳細な線量マップをつくる重要性を
強く感じる。大事なことは正しいことを「知ること」なのだ。
ああ、ここは久慈川だ。いつもは那珂川水系で遊ぶけど、
ちょっくら降りてみるか・・・・・
で、この後、大渋滞に巻き込まれながらも、無事帰ることが
できたのであった。ああ、楽しい楽しい土日だったね。
また、来年、みんなと会えるといいな。