少し、涼しげな風も吹くようになった。というわけで
またまた猛烈に江戸川に行きたくなった。

天気もいいし、そのくせ、暑すぎもせず、ちょうどいい塩梅。
さっそく江戸川の土手。まるで老夫婦が雲の中にいるみたいだ。

土手の雲
さて、いつものように、チャリでこの土手を上っていく。

土手にチャリで上る
いつもの構図。だけど、季節は移り変わっていく。
雲が、夏から秋の雲に変わってきた。

いつもの構図
気持ちいい。本当にこのままこの道をずっと走っていきたい
気分。

この道を1

この道を2
ぽっかり浮かぶ面白い雲。

雲がいいな2
本当に今日は気持ちいいなぁ。

雲がいいな
で、いつもの鉄塔。はるか彼方まで連なる鉄塔というのは
見ていると気が遠くなるなぁ。

いつもの鉄塔

おお、ところどころに彼岸花。

彼岸花

ずっと前からあるだろうお地蔵様。
きっと何か「いわれ」があるのだろうなぁ。お供えしてあるのは
前回私がお供えしたミニトマトだ。まだ原型をとどめているぞ。
今回は手ぶらでごめんなさい。

おじぞうさま
おや、何やら可憐な花が・・・・

ワルナスビ
拡大。

ワルナスビ拡大
実はこれ、「ワルナスビ」
文字通り「悪いナスビ」
ナス科なのだが、食用の茄子と違い、繁殖力が旺盛で、他の
植物を駆逐する上、根は地下に張り巡らされ、いくら抜いても
また生えてくる。鋭い棘がある上、毒性があり、家畜が間違えて
食べてよく中毒を起こす。また、害虫を引き寄せて、農作物に
多大な被害を与える。海外では「悪魔のトマト」とか呼ばれる。
(トマトもナス科です。)だから「悪ナスビ」。
日本の植物学の父、牧野富太郎先生が命名したけど、秀逸だね。
だけど、花だけ見ると、可憐でいいんだけどな。

※実は・・・・・ナス科の農作物といえば、ナス、トマト、ジャガイモ、
ピーマン、シシトウ、トウガラシ、と身近なものばっかりですが、
どれも少しずつ「毒」を持っています。ジャガイモの「ソラニン」は
有名ですね。トマトも、熟す前の青いときとか、茎や葉、ヘタ等には
立派に毒がある。みんな品種改良でかなり毒は少なくなっていま
すが、もともと「毒あり」植物だったことは覚えておいた方がいいです。
実は、「関節炎」「関節痛」が長引くときは、これらの農作物の常食
のせいかもしれない、という論文が発表されています。
なかなか治らない関節の症状があったら、とりあえずひと月程度、
「ナス科断ち」をお勧めします。それで症状が変わらなかったら、
ナス科のせいではないので、また食べ始めれば良いだけですしネ。


で、しばらく行くと、今度は、でっかいソフトボールがいっぱい。
白いキノコ

こ、これは巨大キノコだ!比較のためにデジカメを横に置きますね。
10センチ以上はゆうにある。
白いキノコ2
あまりに見事で「うまそう」すぎるぞ!

オオシロカラカサタケ


今度は、写真に写っている「ほぼマクロ専門デジカメCX4」
で、傘の裏を撮ってみるね。このカメラ本当に使える。

白いキノコ傘の下から
なんだか、とってもおいしそう。
醤油をたらして網で焼いたら、と~ってもうまいのでは
ないのだろうか・・・・・と思って調べたら・・・・・・
名前は「オオシロカラカサタケ」 押しも押されぬ本物の「猛毒キノコ」
である。でかいのは傘の直径30センチにもなるらしい。
やたらうまそうなので、けっこうみんな死にかかるようです。
これ、食べた人のブログ。
http://yaplog.jp/hyti/archive/502

持って帰って醤油焼きにしなくて良かったぁ~

続く