仕事山のよう。息がつまってきた・・・・・・・・
で、この解消には旅行しかないのであった。
でも仕事が山ほどだから、泊りは無理。久しぶりに
日帰り電車旅行でも。で、緑濃い「わたらせ渓谷鉄道」の旅
に出かけることにしたのだった。

旅立ち
車窓からの景色が変わり始める。
ああ、山並みが近いぞ。

山並みが近い
で、やっと「相老」駅。ここから「わたらせ渓谷鉄道」
に乗るのだ。この、極めてクラシカルな、ローカル色
豊かなのが、「わたらせ渓谷鉄道」なのだった。

わたらせ渓谷鉄道
失礼だが、一見おもちゃの列車にも見えてしまう。
ええ、1両編成ですとも。

何とも言えない車両
ところが・・・・・・
ついた時間がちょうど良かったのか、女性車掌さんから
「はい、この時間、トロッコ列車に乗れますよ。別に510円
の特別乗車券が必要ですけど。」
「あの~、景色の良い、窓際とか、席あります?」
「はいはい、大丈夫ですよ。」

ああ、なんと運が良いのだ。思いもかけなかったご褒美である。
たった510円の加算金であの有名な「トロッコ列車」に乗れるのだ!
で、その1は、「トロッコ列車の車窓からの巻」ね。鉄ちゃん以外は
ごめんなさいよ。(僕も特に鉄道おたくではありませんよ。念のため。)

で、これが「トロッコ列車」。本列車と違って1両編成ではないぞ。

トロッコ列車
中は、こんな感じ。窓がなくて、開放感抜群。

トロッコ列車内
さっそく、緑濃き車窓を眺めながら、ビールいきます!

車窓を眺めながらビール
緑が本当に近い!この自然との一体感、たまんねっす!

緑の中を走る
で、お弁当の車内販売などもあるのだった。こういうローカル
での鉄則。「食えるときに、食え!」だ。たとえ、どっかの駅に降りた
としても、食事が取れるとは限らないのだ。飯屋はおろか、コンビニすら
駅前でもまったくなかったりする。で、「トロッコ弁当」930円。

トロッコ弁当
中身。う~ん、ちょっと高い気もするが、雰囲気を考えると
十分許せる。

トロッコ弁当中身
途中停車の駅で、売り子のおっさんが「ほんもの、本物の
キュウリ、100円ですよ~」と。
俺がいつも食べているキュウリは偽物なのか、と思いつつ
購入。キュウリの浅漬けであった。皮は向いてある。ついてた
方がいいのにな。それにしても、缶○ー○は蒸発するように
無くなっていくな・・・・・・
キュウリ浅漬け100円
途中、長~いトンネルに入る。気温はすっと低下して寒いくらい。
真っ暗闇だ、と思ったら・・・・・なんと天井に美しいイルミネーション!
列車内、拍手喝采!
これは本当にすごい!トンネルに入ってしまうデメリットをすべてプラスに
転じて異世界を演じてしまうネ申アイデア。GJもいいところだ。
JRでは逆立ちしても出せないアイデアだろう。
久しぶりに、おったまげましただ。

青く光る天井3

青く光る天井4

青く光る天井1

それにしても、最近のカメラもすごい。
こんなに暗いのに、まったく手振れもせずに普通に撮れてしまう。
青く光る天井2
さて、この間10分程度。体が冷え切ってきたころ、
やっとトンネルを抜けた。この時も車内拍手。
長い長~いトンネルだった。
車窓から
ここらへん、動画も載せるから、暇な人見てね。





さて、上流に行くと渓谷の景色も変わってくる。

だんだん渓谷が岩だらけに
そして、終着駅足尾が近くなってくる。
これは、発電所の後。ああ、廃墟だね。昔、ここが栄えた
頃の名残だ。きっと何千何万という人たちがここで働いて
生活をしていたのだろうな。

発電所跡
で、ここが、終着駅、「足尾」だ。
そして、ここから山中、20キロ歩くことになったのであった・・・・

続く