江戸川は不思議だ。ひと月も行ってないと、なんだか

たまらなくなってくる。で、またチャリで江戸川を上る。

今から登ろうとする土手。ああ、夏草の匂いがきつい。

江戸川土手の草 

で、いつもの構図でいつもの風景。だけど、季節感の変化

はすごく大きい。ちょっと前には、ここには一面菜の花が

咲き乱れ黄色一色だった。今は濃い緑一色だ。


いつもの景色



本当に緑が濃い。ただ、新型カメラの色再現性も一役

かっている気がするなぁ。富士フィルムのカメラはすごいや。



緑が濃い

このおんぼろ折り畳みチャリでこの夏草の中をどこまでも

駆け抜けていくのが爽快だ。

こんな感じで 

で、いつものミニトマト。今回は宮崎産だが、やっぱり

熊本産とは違うのだった。単なる気のせいなのかしら。

いつものトマト 

途中、釣り人。けど、釣竿がないなぁ。まさか、ザリガニ

釣りかなぁ。

釣り人 

おおお、「逃げ水」だ。これだけくっきり見えたのははじめて。

これ、水がまかれているわけではないからね。蜃気楼だからね。

逃げ水

動画も貼っておきますね。
 
本当に「逃げ水」で行けども行けども先に水たまりが見える。

もちろん、そこに行くとそんなものはない。きっと、昔砂漠を旅した人

はこんな経験をして、地獄を見たんだろうなぁ。行けども行けども

逃げていく水。「み、水だぁ!」と思っていた人にとっては本当に

辛かっただろうなぁ。

 
一応、理科系の塾なので、説明を・・・・・・ 地面が太陽によって熱せられると、その上の空気はもちろん 温められる。これが急激すぎると上空の冷たい空気と混じらないで、 暖かい空気と冷たい空気の層ができてしまうのだ。暖かい層は 密度が低く、冷たい層は密度が高い。ここに天空の光が斜めから 差し込むと・・・・・差し込んだ光は屈折し、まるで反射しているかの ように人の目にとどく。これが路上にまかれた水のきらめきの様 に見える現象が「逃げ水」なのだ。わかりやすいように、図を作りましたです。
逃げ水2 

さあ、まだまだ先は長いぞ。雲がはるか彼方の山みたいに

見えて良さげだ。
雲もいいなぁ。 

でもって、やっと関宿城の公園についた。今日の寝床は
ここだ。

今日はこのベンチで

で、ベンチで横になり、天を仰ぐ。この葉擦れのざわざわ音が

いいんだよなぁ。木陰な上に、涼しげな心地よい風。

30分以上爆睡しました。まさに急速充電。

 
さて、帰り。 おや、あれはなんだ?行くときには気づかなかった・・・・・・

これは?
おお、夏草を刈って、包装しているのか。それをどっかのサイロ

にでも保存しておいて、冬の牧草にするのだね。だけど、湿った

生草で腐ったりしないのかしら。
こんな感じ1 
こんな感じ2 
さあ、夕暮れ、急がなければ。今日の夕飯は僕が作る

事になっているし、「とんかつ」というメニューまで発表

してあるのだった。
夕景1 
いつものことだけど、本当にここからの夕景はきれいだ。

特に新型カメラの写りは最高です。
夕景2 
夕景3 

ああ、今日もいい一日だったな。帰ったら、シャワーを浴びて
一杯やろっと。