土曜日は、本当にブリザードであった。 こういう時こそ、アウトドアが呼んでいるのであった。 といっても本格的な登山とかではなく、近くの手賀沼。 死ぬ事はあるまい。


吹雪の手賀沼1

静止画では、あまりピントこないだろうから動画でも・・・・
 
これは本当にすごい。厳冬期の北海道で雪吹きすさぶ雪原を半日さまよっていた事があったが、あの景色がよみがえってくる。この荒涼とした風景がなんともいえない。う~ん。これは本当に柏の手賀沼なのか・・・・・

  吹雪の手賀沼2

荒涼とした景色が続く。

吹雪の手賀沼3
 

やっと手賀大橋の元の釣り船屋に着く。いつもののどやかな景色はどこへいったのだぁ~

吹雪の手賀沼4 

で、雰囲気が分かるように動画でも・・・・・・
 
いつもは大体一人での行動なのだが、今日は一匹着いて来ているのだった。昨夜、授業中、「どうしても、どうしても連れて行って下さい。」と。
何度も何度も断って、「お母さんに聞いてみろ。明日は本当に大嵐だぞ。手賀沼と言っても本当にやばいんだ。お母さんは絶対ダメだと言うから。」
「お母さんが良いと言えば、連れて行ってくれる?」
「お母さんが良いと言えばな。」

私はすぐに彼の母親にメールを入れた。
「明日は、とんでもない荒天で、大変に危険だ。息子さんがどうしても連れて行け、と騒いでいるが、どうにかしてほしい。」という内容のメールだ。

彼が帰ってしばらくしたら返信が来た。
「息子がどうしても連れて行ってほしいと言っています。よろしくお願いいたします。」

おおお、ポラリスは何時から「アウトドア託児所」になったのだ!
というわけで、「絶対に弱音をはかない。」という条件で、連れてきた・・・・・
吹雪の手賀沼6

ブリザードはどんどん激しくなっていったのだった。
向かい風になると、目にまるで針が刺さるような痛みが走る。前なんてまったく向いていられない。今度同じ様な状況ならゴーグルが必要だな。
吹雪の手賀沼5 
雪だるまがあった。誰がこんなところに来たのだろう・・・・

吹雪の手賀沼7 

ハスの群生。ここも荒涼とした風景だ。
吹雪の手賀沼8

猛吹雪の中、手賀沼の端まで来て、沼の反対側に周り、またひたすら歩き続ける。ここら辺が一番きつかったかな。で、最後に、「手賀沼温泉」へ
結局、あの猛吹雪の中、4時間、10キロ以上は歩き続けたことになるなぁ。
温泉 
いやぁ~、体が心から冷え切って、その後の温泉というのは、この極楽浄土の心境は、やったものにしか分からないだろうなぁ。もちろん生徒も入れてやりましたよ。柏でこういった景色というのは、10年に一回、あるかどうかだなぁ。堪能させていただきました。生徒も最後まで弱音は吐かなかったなぁ。えらいえらい。