明日は、またまた一日中受験生と勉強三昧となった。
今日は少しお休みを取っておかねばなるまい。
というわけで、今日はめずらしく利根川土手をぶらぶら
しよう。実は利根川はあまり行かない。一つは、遊歩道と
川面があまりに離れているので、「川辺を歩いている」という
感じがしないからだ。また、「寝る」のに適した場所も
ほとんどない。
でも利根川は長い。きっと僕の知らない適地もあるだろう、
と言う事で、今日ははじめての成田線佐貫駅から出発。佐貫駅
布佐駅駅舎。う~ん、なんだか、駅舎だけ立派なような・・・
駅舎
成田線が一時間に1~2本しかないので、着いたのは
お昼。何も無い土手に上がる前に、昼ごしらえ。
お!
食堂1 
頭の中で、あるテーマソングが流れ始めた。
そう、「孤独なグルメ」
食堂2 
こ、これはますます・・・・・
これは、まるで「孤独なグルメ」のロケのために作った
食堂だ。こんな店、いまどきどこにあるというのだ。
上にある「厚切りはうまいオーストリヤ産」というのは
本当なのか?
食堂3 
戸を開けると、カウンターに、老夫婦が陣取っていて、
なんと彼らが「いらっしゃい、いらっしゃい。ちゃんと
やってますよ!どうぞ奥へ」と・・・
あんたら、客ではないんかい。一番奥には80才を
ゆうに超えたばあ様が一人で定食を食べていた。
お昼時、お客はこの3人。
「か、カツ丼下さい!」
カツ丼 
これで600円は安すぎるだろう。コーヒーまで出してく
れようとした。しかし、はっきりって、味は塩が強すぎる。
たぶん、これは開店当時、肉体労働者の顧客が多く、
塩分は強い方が良かったのだろう。しかし、健康志向の
現代、これはちょっとしょっぱすぎる。
原価率は相当高いだろうし、調理方等は、きちんとして
いるのに、これは少し残念だ。
オーストラリア産とはいえ、厚切りステーキ定食が600
円、というのも、原価率を考えれば破格だ。
厚切りステーキ用の肉はどんなに安くても一枚300円。
これにご飯、味噌汁、サラダ、コーヒーがついて、いったい
いくらになるのだ。
夫婦二人で経営しているが、原価とか、考えた事もない
商売をしているんだろうなぁ。(うちも人のことはまったく
言えないが・・・・ううううう) 

とか、うだうだ考えながら食事を終え、いよいよ利根川だ。
利根川
おお、利根川にはめずらしく、「寝床適地」みっけ!
枯れ草が敷き詰められていて、ふんわかして、緩やか
なあ傾斜で、お日様に面してポカポカしているのが、
冬向け「寝床適地」だ。
寝床予定地1
しかし、まだそんなに歩いてないので、寝てはいられ
ない。とりあえず、頭の地図にマッピングして、今度来た
時の寝床としよう。
で歩いていると変な物を見つけた。なんだこりゃ~
なんだこりゃぁ~

おお、これは、足踏み健康板の巨大化したものか・・・・

なんだこりゃぁ~2

ええ、そりゃもう、めずらしいものには目の無い私は
すぐに靴を脱いで・・・・・・あいててて!足すごく痛いっす!

なんだこりゃぁ~3
さて、ここが支流小貝川との分岐。
奥に見えるのが利根川本流。右側が小貝川。
利根川を上りたいのだが、とりあえず遠回りで小貝川
の土手を進む。

小貝川

なんか、天気も悪いし、日も翳ってきたし、独特の
雰囲気。まあ、これはこれでいいのだが・・・・

風景1
まあ、いつもピーカン青空ばっかりでは、深みもでない
か・・・・・こんな陰影のある風景も一興。

風景2
で、とりで近くの土手でまたまた寝床候補地発見。
というか、ここで疲れてまた熟睡。短時間だったが
あまりに深く寝たのか、起きた瞬間、自分の居る場所
がどこだか分からなかった。「ここは、どこ?」の状態。
いや、危うく「私は誰?」の世界まで行きそうだった。
この状態から、「あ、あぁっ!」と記憶が戻るまで
のほんのひと時が、ものすごく好きなんだなぁ。
不思議だなぁ。

寝床予定地2

で、取手で土手を降りて駅に向かう。途中見つけた
めずらしい蕎麦屋さん。土日祝日しかやっていない
そうです。今度お袋でも連れてこようかしら。

蕎麦屋さん
で、取手駅で常磐線に乗って柏に帰る。
柏で本屋さんに立ち寄って問題集などを物色して
いたら・・・・なんと「ちーばくん」が居た。

ああ、今日も盛りだくさんの楽しい1日だったな。

※ 何を血迷ったか、布佐駅を佐貫駅と書いてました。最近、起きていても寝床に居る状態のようです。訂正いたしました。申し訳ありません。