噂のアイソン彗星の観測条件は11月中は悪くなる
一方である。明け方しか観測できない上に、どんどん
低い位置になる。また月が満月近く、最悪。
(暗い星ほど月明かりが邪魔になる。もちろん明け方
の薄明など、もってのほか。)
ただ、11月29日の近日点で太陽の向こうを回って
帰ってきてくれる保障はどこにも無いのだ。太陽に
近づきすぎて燃え尽きてしまう事も十分にありえる。
というわけで、突発的に平日ではありますが、授業を
終えた後に、そのまま車で山に向かうことにする。
観測地はとにかく東の空が開けている場所でなけれ
ばならない。明け方にやっと東天低くに姿を現すので
障害物があったらどうしようもない。
関東近辺で東が開けているところは・・・・・・
北上して筑波山と加波山の中間にある「足尾山」なんか
どうだろう。ここは東にむかってハングとパラグライダーの
滑空所になっているので東天の視界は良好のはず。
さて、夜11時半に出発。まず、筑波山の山麓を通過
するのだが、夜景があまりに見事なので写真を撮る。
ここも、ハングの滑空所となっているのだが、このまま
夜景の中を飛んだら気持ち良いだろうな。

でもって、そのまま足尾山にむかったのだが・・・・
これが夜間ということもあって、迷いに迷った。
実は、その昔、私も足尾山でパラグライダーで空を
飛んでいたのだが、もうはるか昔の事で場所をはっきり
おぼえてなかった!(はい、飛ばない塾長はただの
ブタです。)すったもんだ、山中をさまよい、結局ついたのは
2時半を回るころ。ここも夜景は凄いな。

けど、夜景の光はもろに淡い天体の撮影には悪影響を
与える。しかし、この際四の五の言っていられないのだ。
東が開けていない事には、低い位置の彗星など確認すら
できないからね。
4時ごろには東天に姿を見せてくれるだろうから、ちょっと
ヒマ。というわけで、機材を出した後はちょっと遊んで、
愛車と機材などを撮影。このまま誰も来ない強風、極寒
の峰で音楽を聴きながら夜景を眺める。
上空に輝くのは太陽ではないよ。満月に近い月だ。
本当にこんな明るい状況で彗星など見えるのだろうか・・・・
4時過ぎになっても目印になる1等星「スピカ」さえ肉眼で見えない!
下界の明るさと月明かりで1等星すら、霞んでしまっているのだ。
これが、4等、5等とかいっている現在のアイソン彗星が見える
とは到底思えない。私はあせりまくったのだった。
で、空が明るくなり始める直前、5時ちょっと前にやっと発見。
即座に撮影を開始したのだった。しかし・・・・・
強風の中、あわてていたのか、ピントも甘く、最悪のできばえ。
構図も悪いしぶれているし・・・・・
右上明るいのが「スピカ」で中央下にある、うっすら尾を引いている
のが「アイソン彗星」

この彗星、本当の見ごろは(太陽で吹き飛んでしまわな
ければ)12月の初旬ごろ。そのころは月明かりにじゃま
されずに観測できる。その時こそ倍返しの完璧な写真を
撮ってやる!とブログには書いておこう。
で、夜明け直前。結局一晩中、強風、極寒の中で突っ立って
いたなぁ。このまま帰って夕方には授業だ。
なかなかハードであるなぁ。
一方である。明け方しか観測できない上に、どんどん
低い位置になる。また月が満月近く、最悪。
(暗い星ほど月明かりが邪魔になる。もちろん明け方
の薄明など、もってのほか。)
ただ、11月29日の近日点で太陽の向こうを回って
帰ってきてくれる保障はどこにも無いのだ。太陽に
近づきすぎて燃え尽きてしまう事も十分にありえる。
というわけで、突発的に平日ではありますが、授業を
終えた後に、そのまま車で山に向かうことにする。
観測地はとにかく東の空が開けている場所でなけれ
ばならない。明け方にやっと東天低くに姿を現すので
障害物があったらどうしようもない。
関東近辺で東が開けているところは・・・・・・
北上して筑波山と加波山の中間にある「足尾山」なんか
どうだろう。ここは東にむかってハングとパラグライダーの
滑空所になっているので東天の視界は良好のはず。
さて、夜11時半に出発。まず、筑波山の山麓を通過
するのだが、夜景があまりに見事なので写真を撮る。
ここも、ハングの滑空所となっているのだが、このまま
夜景の中を飛んだら気持ち良いだろうな。

でもって、そのまま足尾山にむかったのだが・・・・
これが夜間ということもあって、迷いに迷った。
実は、その昔、私も足尾山でパラグライダーで空を
飛んでいたのだが、もうはるか昔の事で場所をはっきり
おぼえてなかった!(はい、飛ばない塾長はただの
ブタです。)すったもんだ、山中をさまよい、結局ついたのは
2時半を回るころ。ここも夜景は凄いな。

けど、夜景の光はもろに淡い天体の撮影には悪影響を
与える。しかし、この際四の五の言っていられないのだ。
東が開けていない事には、低い位置の彗星など確認すら
できないからね。
4時ごろには東天に姿を見せてくれるだろうから、ちょっと
ヒマ。というわけで、機材を出した後はちょっと遊んで、
愛車と機材などを撮影。このまま誰も来ない強風、極寒
の峰で音楽を聴きながら夜景を眺める。
上空に輝くのは太陽ではないよ。満月に近い月だ。
本当にこんな明るい状況で彗星など見えるのだろうか・・・・

4時過ぎになっても目印になる1等星「スピカ」さえ肉眼で見えない!
下界の明るさと月明かりで1等星すら、霞んでしまっているのだ。
これが、4等、5等とかいっている現在のアイソン彗星が見える
とは到底思えない。私はあせりまくったのだった。
で、空が明るくなり始める直前、5時ちょっと前にやっと発見。
即座に撮影を開始したのだった。しかし・・・・・
強風の中、あわてていたのか、ピントも甘く、最悪のできばえ。
構図も悪いしぶれているし・・・・・
右上明るいのが「スピカ」で中央下にある、うっすら尾を引いている
のが「アイソン彗星」

この彗星、本当の見ごろは(太陽で吹き飛んでしまわな
ければ)12月の初旬ごろ。そのころは月明かりにじゃま
されずに観測できる。その時こそ倍返しの完璧な写真を
撮ってやる!とブログには書いておこう。
で、夜明け直前。結局一晩中、強風、極寒の中で突っ立って
いたなぁ。このまま帰って夕方には授業だ。
なかなかハードであるなぁ。
