言っておくが、ポラリスは汚い。私がずぼらな性格のため、「お片づけ」が全くできない。そして、その事に我慢できない生徒が稀に発生するのであった・・・・・・
「センセー塾汚すぎ!私達が片してあげるから日取り決めて!」
私は悪~い予感がして先延ばしにしていたのだが、とうとう断りきれなくなってしまった・・・・・・
というわけで、某中学の仲良しグループが3人、部屋片付けにやってきたのだった。

と・こ・ろ・が・・・・・・
とにかく、私の前で物をどんどん捨て始めた!
私がどんなに「大事な物だ!」と言ってもバンバンゴミ袋に入れていくのだ。たとえば、「そ、それはアメリカから輸入した特別の・・・・」というと目を三角にしながら
「ダメです!ここ数ヶ月使ってないでしょ?使ってないものは要らないんです!捨てます!」という感じ(というか、まんま)
私が半べそかきながら捨てられそうなものを回収に行くと、なんと「ブツ」を抱えて教室を走って逃げるのだ。飛びそうな意識の中で私は名案を思いついた。「君たち、お腹すいたろ?ピザ取ってあげよう。いや、食べに連れて行ってあげてもいいよ?中華?釜揚げうどん?」そう、子どもたちは食い物で釣るのが一番だ。ああ、しかし
「食べてきたのでお腹すいてませ~ん!いりませ~ん!」
な、泣きたい・・・・・マジ泣きたい。教室のテーブルはどんどん綺麗になっていく。というか物がどんどん無くなってゴミ袋に入っていく。ドラえもんなら「何でも入る4次元ゴミぶくろ~」とか言うに違いない。
何かがおかしい。何かが変だ・・・・・そう思った時、教室で「バリバリバリ」という異音のBGMが鳴り響き始めた。掃除機を扱っていた男の子がニヤニヤしながら「液状化実験用」の砂を掃除機でどんどん吸い込んでいた。あの異音は負荷がかかりすぎてへばる直前の掃除機のモーターの断末魔だったのだ。この期におよんで、私はやっと状況を理解した。
「ま、魔界と繋がってしまった・・・・・・何かを召喚してしまったのか・・・・・」
「帰って。お願いだから帰って!」これを言うのが精一杯だった、情けない塾長なのであった。
※ 彼らの名誉のために言っておくと流しはピカピカになりました。ありがとさんです。ペットボトルもなくなったようです。ありがとさんでございました。
「センセー塾汚すぎ!私達が片してあげるから日取り決めて!」
私は悪~い予感がして先延ばしにしていたのだが、とうとう断りきれなくなってしまった・・・・・・
というわけで、某中学の仲良しグループが3人、部屋片付けにやってきたのだった。



と・こ・ろ・が・・・・・・
とにかく、私の前で物をどんどん捨て始めた!
私がどんなに「大事な物だ!」と言ってもバンバンゴミ袋に入れていくのだ。たとえば、「そ、それはアメリカから輸入した特別の・・・・」というと目を三角にしながら
「ダメです!ここ数ヶ月使ってないでしょ?使ってないものは要らないんです!捨てます!」という感じ(というか、まんま)
私が半べそかきながら捨てられそうなものを回収に行くと、なんと「ブツ」を抱えて教室を走って逃げるのだ。飛びそうな意識の中で私は名案を思いついた。「君たち、お腹すいたろ?ピザ取ってあげよう。いや、食べに連れて行ってあげてもいいよ?中華?釜揚げうどん?」そう、子どもたちは食い物で釣るのが一番だ。ああ、しかし
「食べてきたのでお腹すいてませ~ん!いりませ~ん!」
な、泣きたい・・・・・マジ泣きたい。教室のテーブルはどんどん綺麗になっていく。というか物がどんどん無くなってゴミ袋に入っていく。ドラえもんなら「何でも入る4次元ゴミぶくろ~」とか言うに違いない。
何かがおかしい。何かが変だ・・・・・そう思った時、教室で「バリバリバリ」という異音のBGMが鳴り響き始めた。掃除機を扱っていた男の子がニヤニヤしながら「液状化実験用」の砂を掃除機でどんどん吸い込んでいた。あの異音は負荷がかかりすぎてへばる直前の掃除機のモーターの断末魔だったのだ。この期におよんで、私はやっと状況を理解した。
「ま、魔界と繋がってしまった・・・・・・何かを召喚してしまったのか・・・・・」
「帰って。お願いだから帰って!」これを言うのが精一杯だった、情けない塾長なのであった。
※ 彼らの名誉のために言っておくと流しはピカピカになりました。ありがとさんです。ペットボトルもなくなったようです。ありがとさんでございました。